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最期の贈りもの ナースの卯月に視えるもの 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2026/05/08 |
| JAN | 9784167925062 |

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最期の贈りもの ナースの卯月に視えるもの
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商品レビュー
4.2
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1.時間を超えて 45歳の鶴瀬さん。末期の乳癌で入院中 35年ぶりに離婚したお父さんと再会。お父さんより先に死んで親不孝だと謝る鶴瀬さんに対してお父さん、「みずほは、会えなかったこの三十五年・・・幸せだったか?」。これに鶴瀬さんが「うん。すごく・・・すごく幸せだった」と泣きながら答え、お父さんが「親不孝なもんか。みずほが幸せだったなら、それが一番だ」と返すシーンが涙なくして読めなかった 2.青春をもう一度 45歳の寺元さん。末期の胃がん。高校時代に好きな人の大事な絵の道具を踏みにじった不良を殴った。それが原因で彼女の親から付き合いを猛反対され逃げてしまった寺元さん。今に至るまで彼女の事を忘れたことがない。その彼女と死ぬ前に会うシーン、その後の「もう寂しくない」と咽び泣く寺元さん。すごく良かった 3.抱えたままの秘密 51歳の柳さん 子宮体がんの末期。中学3年の時にいじめられてた柳さんを助けた親友がそのせいで逆にイジメられるように。ターゲットが変わった柳さんはホッとしてしまい、親友からの「一緒に帰ろう」という誘いを無視してしまう。この罪をずっと忘れず自分に罰を与える柳さん。 4.夢を追いかけて 21歳の志木さん 精巣がんの末期。自分の作品が本になるのが夢で賞に応募している。でもその賞の最終選考まで時間があるか分からない。恋人の初見さんは自分で志木さんの本を製本して世界に一つだけの本を志木さんにプレゼントする。 5.この笑顔を守りたい 28歳の入間さん、30歳の富士見さん。姉妹みたいに仲がいい。入間さんが大事にしてたうさぎのぬいぐるみは昔児童養護施設にいた時にお姉さんみたいに仲良くしてくれた子が施設を出る時にくれたもの。入間さんはずっと大事にしている。富士見さんはそのうさぎを見て。 陽葵がお母さんの入院中に卯月に預けられ、必死で我慢してる所とか神宮寺が見た目と違いしっかりしていて成長する姿とか見所が多い巻だった。
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シリーズ5作目。 卯月も気がつけば、後輩を指導する立場に。 ホスピスでの勤務は、特に適性が必要な科だなとつくづく思う。それを見極めながら、良さを潰さないように指導しているところに卯月の成長を感じた。 看護師さんの見た目は少し気にしてしまう方だけど、確かに派手な容姿でも丁寧に看てく...
シリーズ5作目。 卯月も気がつけば、後輩を指導する立場に。 ホスピスでの勤務は、特に適性が必要な科だなとつくづく思う。それを見極めながら、良さを潰さないように指導しているところに卯月の成長を感じた。 看護師さんの見た目は少し気にしてしまう方だけど、確かに派手な容姿でも丁寧に看てくれる方もいるし、先入観は良くないなと反省。 樹との関係性にも変化があったり、今作も色々考えながら読んだ。
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元看護師だからこそ描けるリアルで、そしてどこまでも温かいホスピスの日常。 今作もページを心がぎゅっと締め付けられて、最後には温かい涙が溢れて止まりませんでした。 今回の物語では、卯月が新人ナース・麗奈の教育担当に。感情を素直に出しすぎてしまう麗奈から投げかけられた、「患者さんが...
元看護師だからこそ描けるリアルで、そしてどこまでも温かいホスピスの日常。 今作もページを心がぎゅっと締め付けられて、最後には温かい涙が溢れて止まりませんでした。 今回の物語では、卯月が新人ナース・麗奈の教育担当に。感情を素直に出しすぎてしまう麗奈から投げかけられた、「患者さんが亡くなることに慣れるものですか?」という真っ直ぐな問い。 その言葉に、胸を突かれるような気持ちになりました。「慣れる」ことなんてないけれど、それでも目の前の「いのち」とどう向き合い、寄り添っていくのか。卯月自身が改めて自分の仕事や心と向き合う姿に、深く共感し、何度も目頭が熱くなりました。 作中で描かれる、夢を追いかけて小説を書く患者さんのエピソードも本当に素敵で……どんなに短くても、その人が生きた証や「最期の望み」を叶えようとするナースたちの姿は、まさにヒーローそのものです。 心がちょっと疲れているとき、大切な人を思い浮かべたいときに、ぜひ読んでみてほしい1冊。
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