- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
- 1221-04-01
彼女のカロート First Archives
定価 ¥2,200
1,540円 定価より660円(30%)おトク
獲得ポイント14P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品【送料無料】
店舗到着予定:10/6(火)~10/11(日)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
10/6(火)~10/11(日)
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | フィルムアート社 |
| 発売年月日 | 2026/04/25 |
| JAN | 9784845925292 |

店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
10/6(火)~10/11(日)
- 書籍
- 書籍
彼女のカロート
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
彼女のカロート
¥1,540
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
墓のメンテナンスをしている主人公。そこにニュースキャスターの世利まことから電話がかかってくる。彼女は耳が聞こえていないらしい。 村上春樹みたいだった。温度感の低いやりとりと、主人公も視点のキャラクターでは収まってくれない不思議な反応、超現実的なことがごく自然なふるまいのように起こり、人物たちもそれにいちいち大きなリアクションをしない。 耳が聞こえない人と1体1でいるとき、自分の声のほうが上手く発声できていないのではないか、自分では気づいていないが自分の声は口に出した瞬間に虚空に吸い込まれて音を発生していないのではないか、たしかに懐疑的になってしまいそう。 千葉雅也の解説よかった。登場人物や物語の展開自体が「カロート的」、その間合いに空虚=空間がある。それは「間抜け」というユーモアにも繋がる。 「あと、お墓ください」。会話の内容がどこか突飛で、まるで彼女の中には論理が繋がっているのだろうが我々にとっては不可視の空間があるかのような喋り方をする。 もうひとつの物語では、点字によって指先からの情報が脳に大量に流れ込み、処理が追いつかず、知恵熱で寝込むシーンが面白かった。 三人称視点で、どこか他人事で全てを見透かし理解しているような天の声の文体、リズムにのれたら読むのは楽しかったが、難しかった。
Posted by 
私の両親はまだ存命にもかかわらず、自分たちの永代供養墓を購入済。 弟は場所を確認するとの名目で既に墓参りまでしてる。。。 妻の母は自分の家の庭に樹木葬を望んでいるが、私有地の樹木葬のハードルの高さにうんざり気味。 そんな今読むとそこまで変な話でもないけど、16年前に書かれたと聞...
私の両親はまだ存命にもかかわらず、自分たちの永代供養墓を購入済。 弟は場所を確認するとの名目で既に墓参りまでしてる。。。 妻の母は自分の家の庭に樹木葬を望んでいるが、私有地の樹木葬のハードルの高さにうんざり気味。 そんな今読むとそこまで変な話でもないけど、16年前に書かれたと聞くと少し事情は変わるかも。。。 電話のくだりは村上春樹感あるな。 宦官への授業は、作者の学生時代が色濃く出てるのかなぁと想像が止まりません。
Posted by 
荻世いをら、初めて出会う作家です。そして、初めて出会う文体です。非常に明解に情報量の多い文章がテンポよく積み重ねられるのが心地いい…「やめられないとまらない」文章です。しかし、それは主人公が置かれた状況についての不明瞭で戸惑いの著述であり、それがポンポンと繋がり…「なにがなにやら...
荻世いをら、初めて出会う作家です。そして、初めて出会う文体です。非常に明解に情報量の多い文章がテンポよく積み重ねられるのが心地いい…「やめられないとまらない」文章です。しかし、それは主人公が置かれた状況についての不明瞭で戸惑いの著述であり、それがポンポンと繋がり…「なにがなにやら」な物語になっていくのです。物語っていうのか、物語にもなっていない不可思議な読書体験でした。この本は「文学には、発表時に大きな反響を呼びながらも単行本として読まれる機会を持たないまま時間が過ぎていってしまうことが少なくありません。そうした作品をはじめて書物として残し、文学の記録として手渡していくための試みです。」ということで始まったシリーズの第一弾とのこと。初出は2010年と2013年に文芸誌に掲載された2篇。どちらも「自分の声しか聞こえなくなったアナウンサー」と「難読症の文学部学生」というコミュニケーションに危うさを持った登場人物によって、対話の不可能性をテーマに持っているように思えました。読んでいる間は過去作ではなく現在に対して書かれたものだと感じていました。答えのないモヤッとした世界に対する、切実さ、怖さ、ユーモア、自信の無さ、それぞれに引き込まれてしまいました。蛇足ですが、読了後はじめて表紙のデザインの意味、わかりました。
Posted by 