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日本社会と外国人 入管政策が照らす80年 中公新書2902
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2026/03/24 |
| JAN | 9784121029027 |
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日本社会と外国人
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
◆著者インタビュー: https://realsound.jp/book/2026/06/post-2410008.html
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本書は、第二次世界大戦の敗戦以降、日本が辿ってきた入国管理および外国人施策の歩みを、歴史的背景から紐解いた一冊である。昨今相次いで刊行されている外国人労働者問題や人口減少対策に終始する実用書とは一線を画し、本書は全編の半分近くを費やして、旧植民地出身者を巡る戦後の制度変遷を詳細に...
本書は、第二次世界大戦の敗戦以降、日本が辿ってきた入国管理および外国人施策の歩みを、歴史的背景から紐解いた一冊である。昨今相次いで刊行されている外国人労働者問題や人口減少対策に終始する実用書とは一線を画し、本書は全編の半分近くを費やして、旧植民地出身者を巡る戦後の制度変遷を詳細に検証しているのも特徴と言えるだろう。 通読して強く印象に残るのは、日本の外国人政策に対する著者の批判的スタンスの烈しさだ。その不満や問題点の列挙は、論理的な体裁を整えつつも、時として「憎悪」や「怨嗟」を感じる強さを帯びている。全編を通じて一貫して否定的な論調が続き、肯定的な言及を見出すことは難しい。記述の多くは歴史的事実に基づいているのだろうが、行間に滲み出る著者の主観は、「本書の視点のみを鵜呑みにしてはならない」と度々感じた。 一方で、著者は結びにおいて「本書が広く読まれることを望まない。外国人問題が議論されることで外国人に対する新たな憎悪が生じるくらいなら、無関心のほうがマシである」という趣旨の、一見倒錯した独白を残している。そこには、長年この問題と対峙してきた者特有の、深い諦念と無力感が漂う。著者の内面にある憤りと諦め、それでもなお記録を残さねばならないという使命感が複雑に交錯している、と捉えるのはいささか穿った見方に過ぎるだろうか。 私自身は、外国人の受け入れに対しては比較的寛容な立場をとるものだ。しかし、権利や平等の理念をあまりに強く主張することが、果たして日本社会のみならず、当事者である外国人居住者にとって真にプラスに働くのかは疑問が残る。必要なのは、理想論に偏ることなく、アクセルとブレーキのバランスをデータに基づいて見極める冷静なガバナンスだ。一国民として、今後もこの混迷する政策の行方を注視していきたい。
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副題にあるように、入管政策の80年である。入管政策をその文書や学ジュル論文に基づいて論じているので漢字が多く、エピソードがほとんどないので、学生には読みにくいかもしれない。日本の移民政策を引用するためには必読書であろう。
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