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将軍の都の客人 越後の寺娘・常野、江戸を訪う
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房 |
| 発売年月日 | 2026/03/18 |
| JAN | 9784622097501 |
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将軍の都の客人
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1800年代初めに生まれた 越後の寺娘“常野”の半世紀にわたる波乱の生涯とその時代の江戸、庶民の暮らしが。そこには まだまだ 私の知らない世界が。 まさかまさか こういった事柄を 日本人ではなく異国の人による丹念な描写で 生き生きとリアルに感じられて 読むことになるとは。 “...
1800年代初めに生まれた 越後の寺娘“常野”の半世紀にわたる波乱の生涯とその時代の江戸、庶民の暮らしが。そこには まだまだ 私の知らない世界が。 まさかまさか こういった事柄を 日本人ではなく異国の人による丹念な描写で 生き生きとリアルに感じられて 読むことになるとは。 “常野”が実家の家族と取り交わした130通に及ぶ書状(よく残っていたものだ)、その時代の史・資料(日本人でも 読み理解し難い文書)を駆使して。著者の日本に対する熱量は 半端ではない。 越後の寺娘の結婚の経緯、江戸への出奔の成り行き、江戸での生活、暮らしぶり、などなど。日本人が描くものと又違った描写。わかりやすく 新鮮。夢中になって読ませていただきました。
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アメリカの日本近世社会史研究者が、庶民の女性(意思が強く、田舎娘の割に教養のある)の生涯を調査、本にした労作。ジェンダー史としても庶民史としても とてもおもしろい。 江戸末期、越後の豊かな寺の娘「常野」は13歳で出羽の寺に嫁ぐが28歳で離縁、戻って近くの農家に嫁ぐが4年後に離縁、...
アメリカの日本近世社会史研究者が、庶民の女性(意思が強く、田舎娘の割に教養のある)の生涯を調査、本にした労作。ジェンダー史としても庶民史としても とてもおもしろい。 江戸末期、越後の豊かな寺の娘「常野」は13歳で出羽の寺に嫁ぐが28歳で離縁、戻って近くの農家に嫁ぐが4年後に離縁、町家に嫁いで4ヶ月で離縁と繰り返しながら、36歳で顔見知りの若い男と江戸に出奔する。が男に騙され、苦労し、江戸を転々としながら生き抜く。同郷の幼なじみと結婚しても貧しさから離縁し、その後復縁。わがまま、馬鹿者と言われ、家族にも 時代の習わしにも反抗しながら必死に自分を貫き通す姿はあっぱれ。 こんな庶民の生涯が記録に残ったのは常野と兄の住職が手紙をまめに書き、目録や書状を丹念に残したからだ。 これもすごい。 アーキビストってこんな事ができるのか。 この本の中には当時の日常や歴史的関わりも描かれていて、なんとなくわかった気になっていた時代ドラマの細かい背景がくっきりした。遠山の金さんの実像まで出てくる。トリビア要素も大きい。
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私にもこの丁寧な説明は本当にありがたい。江戸は遠くになりにけり。それでも子供たちは紅葉山文庫も象も学び私は(内藤)新宿に常野の足取りを追いかける。ジェンダー史というのか。
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