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瞬きすら許さない 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2026/03/11 |
| JAN | 9784488259051 |

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瞬きすら許さない
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商品レビュー
4.2
58件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ディーヴァーのようなよく練られたプロット。 全4部作とのことで、サブキャラクター達もこれから掘り下げられるのが楽しみ。 タイトル「瞬きすら許さない」は原題の意を組んでうまく訳されていて、なんだか詩的で好き。
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人工知能捜査体のロックと、自らの堪に従って動く刑事のキャットがバディとなり、事件解決を目指す話。 AIに肯定的か否定的かと言ったら、キャットは間違いなく後者で、ロックのやることを非難したり、ロックのことを「それ」と呼んだりしており、読んでいて(何もそこまで嫌わなくても...)と...
人工知能捜査体のロックと、自らの堪に従って動く刑事のキャットがバディとなり、事件解決を目指す話。 AIに肯定的か否定的かと言ったら、キャットは間違いなく後者で、ロックのやることを非難したり、ロックのことを「それ」と呼んだりしており、読んでいて(何もそこまで嫌わなくても...)と思った。 ただ、ロックにしたらキャットの自分に向ける感情なんて気にすることではないから、別に良いんだろうけど。 そんな2人(正確には1人+AI)が一緒に事件の捜査をするって...どうなってしまうのかという心境で読み始めた。 捜査は地味に進んでいく。(地味過ぎて少し眠くなってしまった。) キャットが夫を亡くしていること、息子が精神的な落ち込みからやっと回復したことが判り、彼女を応援したい気持ちになったが、もうちょっと周囲とうまくやればいいのに...と思ってしまう。でもこれぐらい性格がキツくなければ、女性が警察組織で上に上がっていくのは厳しいのかもしれない。 2つの失踪事件と、息子の失踪との共通点をキャットが思いついたときはまさかと思った。刑事の勘も馬鹿にしたものじゃない。 確かに、AIの統計的な確率も捜査にかなり役に立つが、キャットのような昔ながらのやり方も必要だ。うまくAIを使えるかどうかが鍵だが、人間ってどうしても「人間の方がAIより偉い」と根底で考えているから、うまくいかないところがある。 ロックがなぜ人間は、AIが人間のようになりたがっていると考えるのかと言っていた。確かにそうだ。人間は驕っている。 AIに感情はないことは分かっているのだが、ついつい感情があるように接してしまう。それは悪いことではないよね?
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直観派の刑事と最新のAIがバディを組むという近未来警察ミステリ。 近未来と書いたが数年先の未来ではない。もう今でも最先端テクノロジを惜しげもなく使えば可能なのではないかと思われるような直近の近未来だ。すぐそこにある未来だからこそイメージしやすく、自分の職場でこういうAIがバディだ...
直観派の刑事と最新のAIがバディを組むという近未来警察ミステリ。 近未来と書いたが数年先の未来ではない。もう今でも最先端テクノロジを惜しげもなく使えば可能なのではないかと思われるような直近の近未来だ。すぐそこにある未来だからこそイメージしやすく、自分の職場でこういうAIがバディだったら仕事も楽だし効率上がるだろうな。いや、待てよ、これだとマネージャーは部下が不要になるんじゃね?とかいう具合に想像できる。少なくとも近々ホワイトカラーはAIに職を奪われる未来が来るだろう。本作を読んでいると「AIすげ~!有能すぎ!」と思うが最大の魅力はそこではない。最先端でありながら英国警察ミステリの伝統を踏襲した普遍の面白さがある。最近読んだ「ストーンサークルの殺人」と似た部分が多いが、頑固で直感で動くベテラン刑事と天才だが社会性に欠けるパートナーが喧嘩やユニークな掛け合いをしながら徐々にお互いを理解し尊重していく流れ。そして事件の謎を解くために地道な捜査による証拠を積み上げていく過程。これらは英国警察ミステリの定番といってよく、だからこそ読んでいて心地いい。英国推理作家協会(CWA)賞受賞も当然だろう。 この凸凹コンビもシリーズ化しているようだが、現在の生成AIの進歩は凄まじいためAI捜査官ロックの進化にキャットがどう対応していくのか楽しみだ。
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