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死の烙印(Ⅱ) ハヤカワ・ミステリ2025
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死の烙印(Ⅱ) ハヤカワ・ミステリ2025

ジャン・クリストフ・グランジェ(著者), 坂田雪子(訳者), 高野優(監訳)

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死の烙印(Ⅱ) ハヤカワ・ミステリ2025

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2026/03/04
JAN 9784150020255

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死の烙印(Ⅱ)

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商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2026/05/06

ナチ政権下のベルリンで起こる連続殺人事件。その事件を追う、捜査はまったく素人の3人。エンタメ的な物語の運びは巧い。しかし、設定がナチ政権下ということもあり、残酷なシーンが随所に描かれている。今のこの世の中では、フィクションだからといってものん気には読めない。終わり方も、希望と捉え...

ナチ政権下のベルリンで起こる連続殺人事件。その事件を追う、捜査はまったく素人の3人。エンタメ的な物語の運びは巧い。しかし、設定がナチ政権下ということもあり、残酷なシーンが随所に描かれている。今のこの世の中では、フィクションだからといってものん気には読めない。終わり方も、希望と捉えるのか、破滅と捉えるのかは、人によって変わるだろう。 狂気としか言いようのない殺戮の結果や、戦争の悲惨さなど、過去の過ちとして今を生きる人たちにも伝わっているはずなのに、なぜ無くならないのか。戦時下を設定とした本を読んだり、ドラマや映画を観たあとにはいつも思う。人間の愚かさにめまいがする。

Posted by ブクログ

2026/05/05

超★5 ナチ政権のおぞましさと醜さをリアリティたっぷりに体験できる、至高の歴史ミステリ #死の烙印 これまでのレビューは、以下の死の烙印1にて。 https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4150020248#commen...

超★5 ナチ政権のおぞましさと醜さをリアリティたっぷりに体験できる、至高の歴史ミステリ #死の烙印 これまでのレビューは、以下の死の烙印1にて。 https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4150020248#comment ●ナチ政権の現実 あらためて帝国主義ってのは恐ろしい。世界中で戦争がはやっている昨今、もう勘弁してほしい… 本作を読んでみて感じるのは、ドイツの中にいる人たちですら、どうしたらいいか分からなかったという事実。反ユダヤ思想から端を発し、ヨーロッパ中を従えたいというエゴな考えに至る。ビールを呑みながら考えたに違いない最低最悪の思想ですよ。そして走り出した列車はもはやだれにも止められず、暴走中の殺人列車になるのです。 一番恐ろしいのは、こうなると誰も上官に進言ができなくなるということ。支配者の定めたルールどおりのイエスマンにならざるを得ないんです。 こういう組織って、団結力、判断、速度は優れている、だから良い方向に進めばメリットが大きい。でも間違った方向に進んでしまうことを考えると、恐ろしくて背筋が凍る。最近中国化してきたアメリカをみてると、いよいよ心配で仕方がありません。 ●謎解き&スリラー 本作の一番の謎である「大理石の男」の秘密。これが読んでるとスリリングで怖いんすよ。前半、ミンナに差し迫るシーンがあるんだけど… こんなの映像化されたら、間違いなく手に汗握って画面から目が離せなくなる。 そしてこの不気味な「大理石の男」をずっーと追い続けることになるんだけど、分厚い展開がスゴイのよ。そうなの?、えっそうなの? ええ、そうなのーー? ってな具合に、謎解きも十二分に楽します。 「大理石の男」の正体とは、その理由や覚悟を知った時… 人はどんな抑圧をしても信念は変えられないんですね。 ●優生思想と人権 本作の一番のテーマであろう優生思想。物語の最初から最後までリアリティいっぱいに描かれています。人間ってこんなにも酷いことができるんでしょうかね、でもこれが歴史の事実なんです。 ユダヤ人は有名ですが、その他民族、病人や生まれながらに障害のある人たちに対して、ナチ政権はどんなことをしてきたのか。どこまで事実か分からないけども、きっと中らずと雖も遠からずなんでしょう。 そして我が国日本でも96年まで優生思想にまつわる法律があったんです… どれだけ正当化しても、何人たりとも生まれてくる価値を判断することはできないと強く主張したいです。 壮大で堂々たる歴史ミステリー、なんともスゴイ作品を読んでしまいました。本作中でおこった事件はフィクションですが、歴史的背景はほとんど事実なんすよね… 例えばレーベンスボルンって聞いたことありますか?(知らない方は、調べずに本書を読みましょう)私は存じ上げませんでした、読書は学ぶことが多いですね。ありがとうございました。 ■ぜっさん推しポイント 読み終わって、本書のタイトルにある「烙印」という言葉を見る… 虚しくなりますね。 全人類が幸せになるためには、どうすればいいんでしょうか。資源や食料は限られており、いつの世も奪い合いになる。その際、強いもの弱いものから奪い取ることになるのが常。いかに共生していくのかを考え、話し合って解決するのが大切なはずです。 どんな理由があったとしても、個人の能力や人間性を一切見ずに判断してしまうこと罪深さよ… そして短絡的に他人の人生を奪うような解決策は、人類が最もやってはいけない愚の施策なんだと思いました。

Posted by ブクログ

2026/04/27

パート1に比べたら、物語の膨らみがない様に感じた。ゲシュタポの怖さもグロい屍体も麻痺した様でページ数を稼ぐ方法なのでは、とは穿った見方か、、 ジーモン、フランツ、ミンナのトリオで次回は内容の濃いミステリーを解き明かして欲しいものだ。

Posted by ブクログ

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