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人はなぜ特攻に感動するのか 光文社新書1400
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2026/02/18 |
| JAN | 9784334108953 |

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人はなぜ特攻に感動するのか
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人はなぜ特攻に感動するのか
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
思わず「特攻」で手が伸びてしまった…。映画論の棚にあったら手に取らなかったかも知れない。 まず引かれるのは「ゴジラ-1.0」 この映画に「特攻文学」の特徴を見る。 それは、自らの命を、未来のために自発的に使い、父になる物語。 誰かに強要されるのではなく、自分の栄誉やプライドのため...
思わず「特攻」で手が伸びてしまった…。映画論の棚にあったら手に取らなかったかも知れない。 まず引かれるのは「ゴジラ-1.0」 この映画に「特攻文学」の特徴を見る。 それは、自らの命を、未来のために自発的に使い、父になる物語。 誰かに強要されるのではなく、自分の栄誉やプライドのためではなく。 この「特攻文学」という言葉は知らなかったが、なんだかやたら「永遠の0」とか「あの花」とか、特攻にかんする物語、また知覧博物館がいけてるスポットであるかのように持て囃されるのを苦い思いで見ていたのは、こういうことかと納得した。 人間の命を粗末に扱った特攻は、あってはいけない。まずそんな正義感があると、「特攻文学」に拒絶から入ってしまう。 しかし、「特攻文学」の刺さるパワーが権力者に奪われたら、それこそ国のために命を差し出す世界に戻ってしまう。 だから、「この話のこの部分は特攻につながる」「特攻につながり感動を誘うには、このような要素が含まれている」と見つめておくべきだという話。 大変参考になる話だと思う。 ただ、映画論で終わってしまったので、もう少し現実世界に繋げて欲しい気もするがそれをしたら「映画論が読みたいだけなのに!」という人には叱られてしまうのだろうか。 「特攻隊が命を捨ててこの国を守ってくれたおかげで今の我々があるんだよ」 例えばこのような言説に対抗するのが、一読者に託されるとちょっとつらい。 もう少し導いて欲しかった。
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タイトルの情報を知りたいのであれば10章のみで良く、あとは全て著者2人による映画の感想である。この読後感は三宅香帆の「話が面白い人は何をどう読んでいるのか」に近く、情報として非常に薄い。 まず最初に「ゴジラ-1.0」から、著者の定義している「特攻文学」というフレームに当てはめ...
タイトルの情報を知りたいのであれば10章のみで良く、あとは全て著者2人による映画の感想である。この読後感は三宅香帆の「話が面白い人は何をどう読んでいるのか」に近く、情報として非常に薄い。 まず最初に「ゴジラ-1.0」から、著者の定義している「特攻文学」というフレームに当てはめ、特攻の要素を抽出し、抽象化しようとしているのだが、具体から始まり過ぎており、なおかつゴジラを視聴していなければ、具体がわからないため、その抽象概念があまり腹落ちしない。その後はその抽象を具体的作品に当てはめていき、映画の感想を述べるのだが、ほとんどがあらすじ説明で深掘りもない。表面的な装いを軽く撫でて、「これは特攻文学になる」といった論じ方をしているので、映画の感想だけの印象があり、じゃあ本書は何のためにあるのか?という気持ちになる。 著者の既存書籍から「特攻文学」という知識を先に入れておけば良かったのか?という読後感であるが、ならばこのタイトルはちょっとやり過ぎであり、タイトルにまんまと引っかかってしまった印象である。 「特攻」になぜ感動するのか?という問いは、正直解消されず、でてきた抽象概念もがっちり嵌まらない、不完全である。
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