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書店員の怒りと悲しみと少しの愛
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | knott books |
| 発売年月日 | 2026/02/20 |
| JAN | 9784991458002 |

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書店員の怒りと悲しみと少しの愛
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商品レビュー
4.5
15件のお客様レビュー
本に助けられてきた人は多いと思う。 そして、本そのものだけでなく、文化拠点としての本屋に救われたり、居場所をもらったりしてきた人も少なくないはずだ。 本屋は、ただ目的の本を買うためだけの場所ではない。棚を眺めているうちに、思ってもみなかった本に出会ったり、自分の関心が少し外側へ...
本に助けられてきた人は多いと思う。 そして、本そのものだけでなく、文化拠点としての本屋に救われたり、居場所をもらったりしてきた人も少なくないはずだ。 本屋は、ただ目的の本を買うためだけの場所ではない。棚を眺めているうちに、思ってもみなかった本に出会ったり、自分の関心が少し外側へ広がったりする。そういう偶然の出会いは、インターネットでの購入では代えがたいものだと感じてきた。 この本を読んで、書店員の労働環境や出版業界の構造について、知らないことがあまりにも多かったことに驚いた。普段、読者として本屋を利用しているだけでは、その裏側にある過酷さはほとんど見えてこない。配本の仕組み、出版社・取次・書店の関係、利益構造、そして現場で発生する細かな作業。なかでも、雑誌の付録の組み込みまで書店員が担っているという話にはかなり驚いた。 本屋は好きだし、町に残っていてほしいと思っている。けれど一方で、明日には届くからと気軽にAmazonを利用する自分もいる。その便利さに頼ることが、結果的に町の本屋を閉業に追い込む一因になっているのだと思うと、消費者としての行動も無関係ではいられないと感じた。 また、「本が好きだから」という理由で、低賃金や過酷な労働を引き受けさせる構造には強い違和感がある。好きなことを仕事にしているのだから、多少大変でも仕方ない。そんな空気は、結局のところやりがい搾取になってしまうのではないか。本への愛や書店への思いがあるからこそ、その善意や情熱に甘える業界のあり方は見直されるべきだと思った。 もちろん、出版業界の風習や利益構造、賃金の問題は、すぐに変えられるものではないのだと思う。構造が大きいぶん、個人の力だけでどうにかできることには限界がある。それでも、消費者としてできることはある。応援したい本屋で本を買うこと。気になるイベントに足を運ぶこと。本屋を単なる購入場所ではなく、残ってほしい文化の場として意識すること。 好きだからこそ、そこで働く人たちの怒りや悲しみにも目を向けたい。そして、その場所が少しでも続いていくように、自分の買い方や関わり方を少しずつ変えていきたいと思った。
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「書店の今」を突きつけられた。 いわゆる「独立系書店」や「ブックカフェ」をいろんな街で見かけるようになって、「オシャレだなぁ」「書店の新しい形だねぇ」なんて思ってたけど、現実はもっと厳しい。 書店のPOPとかも好きでよく見るけど、みんな「本が好き」ということが伝わってくるけど...
「書店の今」を突きつけられた。 いわゆる「独立系書店」や「ブックカフェ」をいろんな街で見かけるようになって、「オシャレだなぁ」「書店の新しい形だねぇ」なんて思ってたけど、現実はもっと厳しい。 書店のPOPとかも好きでよく見るけど、みんな「本が好き」ということが伝わってくるけど、それだけではもう続けていけないことがあらわになってきている。 個人経営書店も大手チェーン系もだが、中規模書店の大切さもひしひしと感じられた1冊だった。 本屋さん寄って帰ろ。
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やりがい搾取。小売店という形態にはよくあることなんだろうか、胸が痛すぎる。自分から湧いてくる本が好きな感情を、"好きなんだから"と他人から押しつけられているような感覚。 本屋さん、自分のいた小学校や部活、昭和の歌謡曲、過剰演出されていない真に面白い映画や漫画...
やりがい搾取。小売店という形態にはよくあることなんだろうか、胸が痛すぎる。自分から湧いてくる本が好きな感情を、"好きなんだから"と他人から押しつけられているような感覚。 本屋さん、自分のいた小学校や部活、昭和の歌謡曲、過剰演出されていない真に面白い映画や漫画。もうすぐ30歳になる前にこんなに自分が好きだったものがなくなっていくなんて。あと10年したら何が残っているんだろう。
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