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薔薇の名前[完全版](上) 海外文学セレクション
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薔薇の名前[完全版](上) 海外文学セレクション

ウンベルト・エーコ(著者), 河島英昭(訳者), 河島思朗(訳者)

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薔薇の名前[完全版](上) 海外文学セレクション

定価 ¥3,300

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2025/12/25
JAN 9784488016937

薔薇の名前[完全版](上)

¥2,750

商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

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2026/05/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

p.113 "地獄というものは裏側から見た天国にすぎないような気がしてくる。" p.203 "「頭脳に当たる部分は文書館の奥の書架だ、虫食いだらけではあるが」" TVで映画を見て、小説を読んだ。この物語との出会いはそんなふうであった。 読み返して、記憶にあるほとんどが映画版であることに気づく。映画版の印象もあいまいになっていて、変態的な修道士が登場するなど、今思い返すと『ヘルレイザー』とかぶる。 当時十代だったかどうか覚えていないが学生だったことは確かで、タイトルの意味がわからなくて原作小説を読むことにした。読んでも分からなかった。明確な説明はなかったのである。 タイトルについて、本書下巻の「『薔薇の名前』覚書」に次のように記されている。 p.385 "『薔薇の名前』を書いたとき以来、読者から問い合わせの手紙が相次いで寄せられた。巻末のラテン語の詩句<ヘクサメトロス>は何を意味するのか、またなぜこの詩句が書名の元になったのか。私は答えてきた。これは十二世紀のベネディクト会修道僧ベルナール・ド・モルレー作『この世の儚さについて』から取った詩句であり、イマハイズコニ(ここから後に「それにしても去年<こぞ>の雪はいまどこにあるのか」というヴィヨンの詩句も取られた)という主題をさまざまに謳ったものである。ただし、ベルナールはよく使われる定型表現<トポス>(かつての英雄たち、栄えた都市、美しかった王女たち、そのすべてが無に帰する)に、失われてしまったこれらすべてのうちただ名前だけがいまに残されている、という考えをつけ加えた。ここで思いだすのは、アベラールが「薔薇ハ存在シナイ」という例文を用いて、失われてしまったものばかりでなく存在しないものまで言葉は語れるのだと示してみせたことだ。" 著者はこうも言っている。 p.387 "私の作品は、執筆途中には、別のタイトルがついていた。すなわち『僧院の犯罪』であった。" 謎めいたタイトルで読者を惑わす効果を狙ったものと見える。意味はあるようでない。ないようである。そういう受け止め方で良さそうだ。 p.40 八面体の建物、とある。遠目には四面体と見紛うとある。ちょっと想像できない。上空から見て八角形の建物が、遠目には立方体に見える、なら理解できる。僧院の外壁を上空から見た形は正八角形ではないが、八角形に近い形をしている。 正四角錐、すなわちピラミッド型は五面で、四つの三角形の面+一つの四角形の面で構成される。八面体は二つの正四角錐を底面でくっつけた形。外から見える面は全て三角形となる。四面体はどの面も三角形。八面体が四面体に見えるとすれば、八面体を構成する正四角錐のうちいずれかが埋没している状態になる。その状態なら正四角錐か四面体か、一瞥して区別はできない。だが、特に表記するようなことだろうか。 これは原文由来か翻訳由来か。八面体と八角形を示すイタリア語は似ているが、四面体と立方体あるいは六面体を示すイタリア語は似ていない。翻訳に際して八角形ではなく八面体と誤解したとしても、次に続くのが立方体に準ずる語であれば気付ける。となれば、原文由来か。 原文由来だとすれば。奈須きのこもそうだが、ひょっとして推理小説家は幾何に弱いのだろうか。建物のトリックを使うのに、幾何に弱くていいのだろうか。読み手も幾何に弱いから問題ないとかか。 初読のときには気づかなかったが、推理小説のフォーマットで書かれている。序盤のウィリアムはまるっきりホームズのようだ。 かつてはオカルトめいた神秘と背徳を、TRPGの目線で読んだように思う。今はホームズとルパンの混成物として読んでいる。 神にまつわることに無知であるがゆえに、それらは今も装飾としてしか認識できない。

Posted by ブクログ

2026/04/12

キリスト教世界に普段触れていない身からするとそれに関する説明やシナリオが正直難しかったです。 作品を読んで情景を頭に想像しようとして、限界が来ました笑

Posted by ブクログ

2026/04/11

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO95577100Q6A410C2MY5000/

Posted by ブクログ

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