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なぜ日本文学は英米で人気があるのか ハヤカワ新書051
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なぜ日本文学は英米で人気があるのか ハヤカワ新書051

鴻巣友季子(著者)

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なぜ日本文学は英米で人気があるのか ハヤカワ新書051

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2025/12/16
JAN 9784153400511

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商品レビュー

4.3

22件のお客様レビュー

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2026/06/04

今の英米での翻訳事情(小説に限る)を紹介しつつ、「翻訳とは何か」にも踏み込んだ本。 この人は、「侍女の物語」などを訳した有名翻訳家なので、名前をどこかで見た人もいるのでは。 なお、今日本の作家で英語圏で人気なのは、 村上春樹はもちろん、柳美里、川上未映子、村田沙耶香、小川洋子など...

今の英米での翻訳事情(小説に限る)を紹介しつつ、「翻訳とは何か」にも踏み込んだ本。 この人は、「侍女の物語」などを訳した有名翻訳家なので、名前をどこかで見た人もいるのでは。 なお、今日本の作家で英語圏で人気なのは、 村上春樹はもちろん、柳美里、川上未映子、村田沙耶香、小川洋子などなんだそう。

Posted by ブクログ

2026/05/04

大変面白く読んだ。日本文学がこんなに世界で活躍するとは…隔世の感あり。旅行先としても大人気だし…わたしが子どものころは考えられなかった。時代は変わりますね。 2025年6月時点のイギリスの翻訳文学トップ50のうち23作が日本語作品だった(p33)とは驚き。 川上未映子のインタビ...

大変面白く読んだ。日本文学がこんなに世界で活躍するとは…隔世の感あり。旅行先としても大人気だし…わたしが子どものころは考えられなかった。時代は変わりますね。 2025年6月時点のイギリスの翻訳文学トップ50のうち23作が日本語作品だった(p33)とは驚き。 川上未映子のインタビューでの発言が興味深い。 「川上は村上の賞賛を得ていただけではなく、2017年には村上に対してその創作や世界観に深く切り込んだロングインタビューを4回に分けて行っている(日本では『みみずくは黄昏に飛びたつ』として新潮社より刊行)。おこでの大作家に対する鋭い質問とやりとりが、英訳書の発売前にアメリカで人気のウェブ文芸誌「リテラリー・ハブ」に掲載され(2020年4月。サム・ベット、デビット・ボイド共訳)、これもまた注目された。」 その引用の中で、特に気になった箇所(↓)。 「つまり、(村上の小説には)性的な役割を果たすためだけに存在する女性の登場人物がとても多いということなんです」と彼女は延べ、村上作品の中で女性が男性主人公のために”犠牲”になる頻度の高さを嘆いた。こう指摘された村上はやや面食らった様子で、「ぼくは個人主義的な人物には興味がないんだ。男性であれ、女性であれね」と応じた。しかしこれは政権交代の兆しでもあった。」 「おそらく日本の全国紙では読めないような記事だろう。」と鴻巣さんは書かれているが、確かに! 村上春樹のビジネス手腕についても書かれていた。すごいなあ。 『ねじまき鳥』は三部作だけど、英語版は2部作になっているのだそう。村上も承認。知らなかった。加藤典洋いわく、「僕が理解している『ねじまき鳥クロニクル』と、これを読んで英語で理解している『ねじまき鳥クロニクル』とは、そもそも同じ作品なのかどうか、わからない、ということが起こっています。ことによれば、この作品は日本語で書かれたと言いながら、将来、国際的な場所でThe Wind-Up Bird Chronicleが話題となり、問題になる場合、そこでの正典は英語テクストであって、これを英語で読んでいない日本人研究者だけが逆に蚊帳の外に置かれるなどという辞退すら、生じかねない趨勢なのです」。 何と!! その他いろいろ面白いことがてんこ盛りだったのだけど、書ききれないのでこのへんで。

Posted by ブクログ

2026/04/01

非常にためになる良書。翻訳を通して世界の構図がわかる感じが良い。著者の達観したスタンスもこのテーマと合っている。村上春樹の世界戦略とか、初めて知ってへーという感じ。

Posted by ブクログ

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