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スマホ時代の哲学 増補改訂版 新装版 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険 ディスカヴァー携書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
| 発売年月日 | 2025/11/01 |
| JAN | 9784799332290 |

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スマホ時代の哲学 増補改訂版 新装版
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商品レビュー
4.3
16件のお客様レビュー
常に何かに接続していないと落ち着かない現代人への警鐘。SNSに於いて特に顕著な、他者評価と同質性強要。自分が正しいと思い込み、結果がすぐ出ないことに耐えられず、インスタントな刺激で日々を塗り潰す。スマホによって失われてしまった、負の感情とされる「モヤモヤ」や「孤独」を、疲弊する人...
常に何かに接続していないと落ち着かない現代人への警鐘。SNSに於いて特に顕著な、他者評価と同質性強要。自分が正しいと思い込み、結果がすぐ出ないことに耐えられず、インスタントな刺激で日々を塗り潰す。スマホによって失われてしまった、負の感情とされる「モヤモヤ」や「孤独」を、疲弊する人生を自治するための資源として見直してはどうか。我に返らされる。
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現代社会は、スマホでいつでもつながれる常時接続の世界である。 スマホのわかりやすい刺激によって、不安や退屈、寂しさをごまかし、「画面越しのつながり」に頼りすぎている。 こうしたつながりは反射的であり、深い対話や自己との対話を奪う。 本来、人が一つのことに集中して没頭する「孤立」や...
現代社会は、スマホでいつでもつながれる常時接続の世界である。 スマホのわかりやすい刺激によって、不安や退屈、寂しさをごまかし、「画面越しのつながり」に頼りすぎている。 こうしたつながりは反射的であり、深い対話や自己との対話を奪う。 本来、人が一つのことに集中して没頭する「孤立」や、自分自身と向き合う「孤独」の時間が失われている。 孤独は大切な時間であり、自分と向き合う時間を取り戻そう! ・哲学に惹かれる人は、多かれ少なかれ、生きることの不器用さに心当たりのある人。 ・哲学は、どんなタイミングでも、誰にとっても必要とされるものではないという性質を持つ。まさかのタイミングにちゃんと思い出せるように、哲学をそばに置いておくこと。 ・哲学なんて役に立たないと思う人は多いでしょう。けれども、そんな声などものともせず、どんな老舗企業よりも長く、大学が存在するよりも遥か前から、哲学というコンテンツは変わらずヒットを飛ばし続け、ざっと2500年ほど受け継がれてきた。 ・現代人は自分が迷っていると思っていない。しかし、自分が迷っていると自覚しない迷子ほど厄介な迷子はいない。 ・教養を身につけろと言っているひとたちのなかには、単にイントロ当てクイズを薦めているひとがいると思います。大事なのは音楽を聴く生活のはずなのに、イントロを聞いたらすぐ局がわかるような知識の鍛え方をしていて、それが教養だと思っている。そうではあくて、音楽のある生活を送るのが、教養があるということ。 ・私たちがするべきなのは、自分なりに理解することではなく、その人の概念やシステムを使えば、景色がどんな風に見えるのかを把握すること。 ・想像力の豊かさは『自分の内側に他者を住まわせて行くこと』を指している。ただし注意すべきなのは、多様な人間が自分の中にいるということは、それらの間微妙なすれ違いがあり、従って対話がある。 ・自分の中に多様な他者がいる状態、つまり多様性に富んだエコシステム(生態系)を作ることが、『豊かな想像力を持つ』という言葉の意味するところ。 ・精神科医のアンデシュ・ハンセンが紹介する社会調査によると、SNSなどを通じてソーシャルネットワークに時間を使えば使うほど幸福感は減退する。 ・スマホを捨てればいい、ソーシャルメディアを止めればいいという単純な話はできない。この種の議論は単純すぎる。 ・人間は気晴らしするだけに留まらない。気晴らしの諸活動を通して、つまらない虚栄心や商人欲求を満足させようとしている。 ・虚栄心や承認欲求を指摘する論法は、他者を傷つけるために磨かれた議論ではない。『結局人は承認欲求のために動いている』『自慢するためにやったんでしょ』『そう言っているのは認められたいからだ』などと指摘して悦に入るような人間のことを、パスカルは『最も愚かな者』と呼んでいる。こういう人間も結局は気晴らしに終始して、醜い虚栄心をこじらせている。 全体的にスマホを悪としてない姿勢はあるものの、私たちがスマホで埋めているのは情報不足ではなく「孤独」だと明言していることだけは肚落ちできなかった。ただの中毒症状でしかないのに。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スマホが手放せないこの時代には、孤立・孤独・寂しさが必要であり、その時間を作るためには何かを作ったり育てたりする趣味を持つことが必要であるとのこと。そこには消化しきれない他者性があり、全てがコントロールできるわけではないということを受け入れる必要があると。 確かに、キャリアや人間関係など、今まではコントロールするのは難しいと言われていたものも自分で選択していこうという本やSNSの投稿を私自身もよく見ている。だけど、コントロールしきれないということを受け入れながら、そのおもしろくない感じさえ楽しむことがスマホ時代にスマホに呑み込まれないコツなのかなと思った。
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