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直木賞 候補作 全部読んで予想・分析してみました 第163回~172回
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 本の雑誌社 |
| 発売年月日 | 2025/11/21 |
| JAN | 9784860116095 |

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直木賞 候補作 全部読んで予想・分析してみました
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
直木賞の候補作を深く掘り下げる対談形式の本は、書評家の杉江松恋と日本文学を愛するドイツ人マライ・メントラインが織りなす知的な会話が魅力です。特に、候補作に対する鋭い分析や予想は、読者に新たな視点を提供し、作品の背景や作者の意図を理解する手助けとなります。例えば、佐藤究の「テスカトリポカ」についての評価は、旧来の知的エンタメとしての魅力を浮き彫りにしています。また、直木賞の選考プロセスやその権威についての考察も興味深く、選考委員の年齢層や時代小説の存在が議論の的となっています。読書の楽しさを再確認しながら、文学の多様性について考えるきっかけを与えてくれる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
直木賞にまつわるもやもやに触れられた。読んでみたい作品もいくつか見つけられた。評価者の覚悟も問われている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「予想」以上に、「どう読んだのか」の披露が面白い。 あらためて、その作品を読んでみたい、あるいは、読み直してみたいと強く感じさせる。 やはり今回も選評が分析される過程が愉しかった。
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このジャンルのパイオニアは恐らく大森望氏と豊崎由美氏の『文学賞メッタ切り』シリーズだけど、『メッタ』のほうはヘンテコな選評を書いた選考委員だけではなく、時には候補作もダメなものはダメと徹底的にこき下ろす芸風なのに対して、本作は選考委員にも候補作にも基本的には敬意を払っていてあから...
このジャンルのパイオニアは恐らく大森望氏と豊崎由美氏の『文学賞メッタ切り』シリーズだけど、『メッタ』のほうはヘンテコな選評を書いた選考委員だけではなく、時には候補作もダメなものはダメと徹底的にこき下ろす芸風なのに対して、本作は選考委員にも候補作にも基本的には敬意を払っていてあからさまな批判や苦言は控えめ。それよりも作品解釈を深化させることに重点を置いているように感じた。 居酒屋談義のノリで読める『メッタ』のほうが確かに笑えはするのだけど、本作はこのスタイルでいいと思う。特に共著者であるマライ氏のサブカル作品に対する守備範囲の広さと、それを基底にした深読みの鋭さには驚かされることが多く、ああこういう視点や考え方があるのかと勉強になった。 しかし本作には看過できない欠点があることも書かねばなるまい。収録範囲である第163回から第172回のうち、前半にあたる第163回から第168回までは予想対談だけで、選評を受けての答え合わせが無いのである。ナンデナノ? いや初出がWebだったからそちらはしょうがないですよそちらは。でもせっかく単行本化するんだったら欠落分の振り返りもやればいいじゃないですか。おかげで前半と後半の候補作の扱いに差が出てバランスが悪くなってしまったように思える。もったいない。
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