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銀の海 金の大地(11) 氷室冴子セレクション 集英社オレンジ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2025/11/19 |
| JAN | 9784086806701 |

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銀の海 金の大地(11)
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
6月6日は 氷室冴子 さんの忌日、藤花忌。 2008年、51歳。小説家として熟成されていく、まさにこれからという年齢でした。 『銀の海 金の大地』を、私はリアルタイムでは読んでいません。 「転生ファンタジー」という副題の趣旨もわからないまま、最終巻まで読み終わりました。 この...
6月6日は 氷室冴子 さんの忌日、藤花忌。 2008年、51歳。小説家として熟成されていく、まさにこれからという年齢でした。 『銀の海 金の大地』を、私はリアルタイムでは読んでいません。 「転生ファンタジー」という副題の趣旨もわからないまま、最終巻まで読み終わりました。 この巻のあとがきは1996年に書かれていて、まずこの作品が未完であることが確認されます。まだ「真秀の章」が終わったばかりなのです。 そしてここで、作品全体に関わる「転生ファンタジー」という構想の意味も明かされます。 これから読まれる方もいらっしゃると思いますので詳細は避けますが、氷室さんが用意していた壮大な構想には驚かされました。 最終巻には、最後の章に加えて二編の番外編も収録されています。 真秀と真澄だけではなく、大和という国そのものを、著者が俯瞰して創作していたことも伝わってきます。 新装版の解説は 萩尾望都 。 交流の長かった萩尾さんだからこそ知る、この作品の構想についても触れられていました。 吉屋信子 が少女小説から歴史小説へと展開していったように、氷室さんもまた、この先に多くの物語を抱えていたのだろうと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この続きが読めないのが寂しい とてもとても寂しい 亡くなったニュースを思い出してしまいます 書いていた当時は もっともっと続いていく物語だったし まだこの章は序章 気になる展開が たくさん残されています
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復刊につき約30年ぶりに再読。 古代日本が舞台。様々な一族が出てきて、姫や王子達の恋があり、男女の出会いが国の行く末を狂わせてゆく。 丹波の将軍美知主がかっこよすぎる。彼は佐保一族を手に入れて、自分の一族が大和という一つの国にまとめあげてみせるという熱い野望があり、目標達成の為...
復刊につき約30年ぶりに再読。 古代日本が舞台。様々な一族が出てきて、姫や王子達の恋があり、男女の出会いが国の行く末を狂わせてゆく。 丹波の将軍美知主がかっこよすぎる。彼は佐保一族を手に入れて、自分の一族が大和という一つの国にまとめあげてみせるという熱い野望があり、目標達成の為には手段を選ばない。その知性と冷静な判断力。10代の頃にこの物語を読んでいた時は、主人公真秀の恋の行方に気を取られて美知主の魅力に全く気づいていなかった(笑) 6巻で波美の一族、波美王の言葉で「おまえは真秀という名の王国の、ただひとりの王だ。王なら、その領土をいのちがけで守れ。けっして、人にあけ渡すな。だれの支配も許すな。王にふさわしいことをしろ」という言葉が出てくる。この言葉は忘れられない。銀金シリーズが連載されていた90年代は10代の女の子達に向けられた言葉だったかなと思うけれど、解説で三宅香帆さんが「この国でーもはや性別は関係なくなったかもしれないがー男女ともに誰かの言うことに「従うことだけがすべてだと思い込ん」でいる人はやっぱり多い。」と書かれていた。令和になった今は男女問わず響く言葉ではないかと思う。 こんなに面白い話だったんだ、氷室冴子さんって素晴らしい作家さんだったんだと改めて感じました。未完ですが真秀の章としては「完」となっており、切りのよいところで終わっているので、これから初めて読む人にもおすすめしたいです。 1巻から11巻まで月に1冊ずつ書店で購入し、学生の頃に戻ったようにワクワクした楽しい1年でした。集英社さん復刊して下さってありがとうございました。
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