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666DOPES B's LOVEY C
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666DOPES B's LOVEY C

佐藤さと(著者)

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666DOPES B's LOVEY C

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2025/11/14
JAN 9784047386495

666DOPES

¥495

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2026/08/02

「セックスの時、茜はいつも痛みばかりを求めてくる(柊生)」 〝I was relieved when I felt the pain. Because I was happy to confirm that he was alive.〟 Eros度★ おやおや。これは単なる...

「セックスの時、茜はいつも痛みばかりを求めてくる(柊生)」 〝I was relieved when I felt the pain. Because I was happy to confirm that he was alive.〟 Eros度★ おやおや。これは単なる「痛み」を題材にしたBLではありませんでした。『666DOPES』が描いているのは、「誰かを愛することは、その人の過去ごと受け止めようとすることなのだ」という、とても静かで、それでいて激しい決意です。 物語の中心にいる茜は、自傷という行為を通して自分の存在を確かめ続けてきた青年。一方の柊生は、そんな茜を変えようとするのではなく、「どうしてそうなったのか」を知りたいと願い続けます。「俺はお前のことが好きだから、自傷する理由を知りたい」という台詞には、恋人として寄り添いたいという覚悟と、不安や焦燥がないまぜになった切実さが宿っていました。 特に印象的だったのは、柊生が「隣にいるのに、こんなにも遠い」と感じる場面です。身体は触れ合えても、心には届かない。そのもどかしさが胸を締めつけます。そして茜が「本当の俺を知ったら別れるって言われるんじゃないか」と胸の内を明かす場面では、彼が恐れていたのは過去を知られることではなく、自分自身を否定されることだったのだと気づかされました。互いを想うほど傷つき、傷つけてしまう二人の心理描写があまりにも繊細で、ページをめくる手が止まりません。 終盤、茜が「痛みを感じると安心した。生きていることが確認できて嬉しかった」と語る場面は、本作の核心ともいえる一節でしょう。その言葉を受け止めた柊生の「俺は今の茜が好きだし、知れて嬉しいよ」「誰かになれなかったお前だから好き」という返答は、救済を押しつけるのではなく、一人の人間として丸ごと愛する強さに満ちていて、思わず胸が熱くなりました。 濡れ場も非常に印象的です。刺激を目的とした描写ではなく、その時々の二人の心の距離や痛み、愛情の形を映し出す「会話」のような役割を担っています。身体を重ねるたびに感情の意味合いが変化していく構成が秀逸で、恋愛描写としても非常に完成度の高い作品でした。 ロックを奏でるように激しく、それでいて驚くほど繊細。痛みと愛、生と自己肯定が一本の旋律として響き合う、唯一無二のラブストーリーでした。

Posted by ブクログ

2025/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついに単行本が出たので買いました。 インディーズバンドのメンバー同士で、既に付き合っている2人。受けに一目惚れした攻め×掴み所のない自傷癖受け。自傷・トラウマがテーマなので、苦手な人はやめときましょう。 基本的に、攻め視点で描かれている。 攻めの一目惚れをきっかけに2人は付き合い始めるが、受けの自傷癖をきっかけにすれ違い。攻めの一途さに救われたかなと思う。 受けの辛い過去回想がある、ストーリー性・読み応えがあって良い。 リスカなど自傷、OD匂わせがある(受け)。 攻めはそこそこ健全な人。 エロあり。受けが、致してるとき攻めに受けの自傷の跡を触るように言うシーンが序盤にあって、これは読む人選ぶなと感じた。 話の終わり方は「夜明け」。しかし、世界観の仄暗さは残るので、胸糞に感じる人がいるかも知れない(私はそうでもなかった)。重苦しくはないので読みやすい。話もキリが良いところで終わる。 病み系の雰囲気とBLが好きな人は読むべきだと思う。

Posted by ブクログ

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