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シオニズム イスラエルと現代世界 岩波新書2087
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シオニズム イスラエルと現代世界 岩波新書2087

鶴見太郎(著者)

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シオニズム イスラエルと現代世界 岩波新書2087

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2025/11/25
JAN 9784004320876

シオニズム

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商品レビュー

3.9

13件のお客様レビュー

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2026/06/09

ちょっと私にはわかりづらかったところが多かった。ただ「自分たちの身を守れるのは自分たちだけだという物語が確立してしまう前に、周囲は打てる手を打ったのか。そして、そのような物語が確立してしまった後に、周囲が打てる手はあるのか。」という問いが本書の核だったように思うし、そこには強く関...

ちょっと私にはわかりづらかったところが多かった。ただ「自分たちの身を守れるのは自分たちだけだという物語が確立してしまう前に、周囲は打てる手を打ったのか。そして、そのような物語が確立してしまった後に、周囲が打てる手はあるのか。」という問いが本書の核だったように思うし、そこには強く関心を持てた。自らの中に答えはまだない。

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2026/05/07

現代の中東を読み解くキーワードの一つであるシオニズム。これを理解するためには西洋中心主義という無意識の前提を取り外さなければいけないという著者の前提整理が、間違いなくこの本のハイライトの一つである。 また、同じユダヤ人の中にも、生まれ育った地域によって差別が入れ子構造になっている...

現代の中東を読み解くキーワードの一つであるシオニズム。これを理解するためには西洋中心主義という無意識の前提を取り外さなければいけないという著者の前提整理が、間違いなくこの本のハイライトの一つである。 また、同じユダヤ人の中にも、生まれ育った地域によって差別が入れ子構造になっているということも、この本で勉強したまた別の視点である。 この著者の別の新書である『ユダヤ人の歴史』と併せて読めば、イスラエルという国の思想の土台が薄ぼんやりと理解できるはず。

Posted by ブクログ

2026/04/15

なかなか読み応えがある新書で、途中から国家とか民族という概念を考えさせられた。 イスラエル建国は西欧キリスト教社会の免罪符でもあり、厄介払いの側面もあるという指摘はなるほどだ。しかも欧州から見れば『遅れている』アジアに建国され、痛みを直接感じるものでもなかった。 現在のイスラエル...

なかなか読み応えがある新書で、途中から国家とか民族という概念を考えさせられた。 イスラエル建国は西欧キリスト教社会の免罪符でもあり、厄介払いの側面もあるという指摘はなるほどだ。しかも欧州から見れば『遅れている』アジアに建国され、痛みを直接感じるものでもなかった。 現在のイスラエルの国家体制は、エスニック・デモクラシーというよりも、エスノクラシー(特定の民族による独裁体制)という意見を紹介している。ユダヤ人の文化が自生するためには、人口的な多数派の国家が必要で、多少の民主主義の制限は仕方ないと考えているのが、基底にあるらしい。 著者は、ヒステリックにも見えるイスラエルのナショナリズムを『犠牲者意識ナショナリズム』(これは日本人にもあてはまる可能性がある)と指摘している。ホロコーストを教育に採り上げても、その社会的背景は省略されていることや、ハマスの襲撃をホロコーストの拡張概念で捉えて、背景にある歴史的な経緯には考えが至ってないと、指摘している。著者は一方で、ユダヤ人に対するポグロムやホロコーストに対しての国際社会のケア不足を指摘しているが、パレスチナの人の現状に対して国際社会はどうケアすればよいのだろうか。

Posted by ブクログ

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