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春の嵐とモンスター(09) 花とゆめC
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白泉社 |
| 発売年月日 | 2025/11/20 |
| JAN | 9784592225522 |
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春の嵐とモンスター(09)
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商品レビュー
4.8
4件のお客様レビュー
「…寂しい。もう自分の中にはなくなった感情だと思ってた。でも、あの時も。あの時も。私は…寂しかったんだ(嵐子)」 “I don’t like being in the dark all the time. But I’m also scared of places that a...
「…寂しい。もう自分の中にはなくなった感情だと思ってた。でも、あの時も。あの時も。私は…寂しかったんだ(嵐子)」 “I don’t like being in the dark all the time. But I’m also scared of places that are too bright. I didn’t know where I should be, but if it’s too dazzling, I can just hide away, and if I get lonely, I can step back out into the light again. It’s okay to go back and forth like that, right?” 『春の嵐とモンスター』9巻は、栢と嵐子の関係が大きく前進する一冊でありながら、その変化は決して劇的ではありません。だからこそ、一つひとつの言葉や沈黙、視線の揺らぎが胸の奥へ静かに染み込み、読み終えたあとも余韻が長く残りました。 今巻で最も心を揺さぶられたのは、栢の感情が「依存」から「慈しみ」へと変わっていく過程です。以前の栢は、嵐子を失うことへの恐怖から「自分だけを見ていてほしい」と願っていました。しかし今巻では、嵐子が泣けば自分まで苦しくなり、「笑っていてほしい」「抱きしめたい」と願うようになります。その想いの正体が分からず戸惑う栢に、嵐子が「それは慈しみなんですよ」と名前を与える場面は、この作品を象徴する名シーンでした。恋という一言では言い表せない、相手の幸せそのものを願う優しさが、栢の中に確かに芽吹いた瞬間だったのだと思います。 一方で、嵐子の心情もまた繊細に描かれています。誰よりも栢の成長を願い、彼の世界が広がることを喜んでいたはずなのに、一瞬だけ胸をよぎる「置いていかれる」という不安。その感情を抱いた自分に戸惑い、「寂しい」という気持ちはもう失くしたものだと思っていた彼女が、自分の本心を知る場面には胸が締めつけられました。ずっと他人を優先し、自分の感情を押し込めてきた嵐子だからこそ、その小さな心の揺れが何よりも尊く感じられます。 そして印象的なのは、二人がお互いの心を言葉によって救い合っていることです。嵐子は栢の想いに「慈しみ」という名前を与え、栢は嵐子に「それは寂しいっていうんだよ」と教える。感情を知らなかった二人が、互いの存在によって少しずつ心の輪郭を知っていく姿は、本作ならではの美しさではないでしょうか。 恋愛の進展だけではなく、人が誰かと出会い、傷つき、支え合いながら心を育てていく過程を、ここまで丁寧に描ける作品はそう多くありません。共依存にも見えた関係が、互いを尊重し、それぞれの幸せを願える関係へと変化していく姿には、大きな感動を覚えました。 激しい愛情表現よりも、一言の台詞や何気ない仕草の中に宿る想いの深さが胸を打つ9巻。読むたびに新たな感情を見つけられる、シリーズ屈指の名巻でした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
栢くんとらんちゃんの関係性は、今後恋愛に発展するのか、姉弟愛でいくのか、気になる〜!笑 栢くんの成長を嬉しく思うも、でも同時に寂しいと感じる気持ち、すごくわかる。蘭ちゃん、本当に栢くんのことを大事に思ってるんだなぁって伝わってきて、それが栢くんにもちゃんと伝わっていてすごく好きなシーンだった。
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- ネタバレ
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らんちゃんの冷静なツッコミがどうにもツボなこの作品。 今までと違った意味で様子の違う栢くんにドキドキ。 栢くんの価値観がらんちゃんを気にしたものになってるのがかわいい。
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