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肉は美し
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肉は美し

アグスティナ・バステリカ(著者), 宮﨑真紀(訳者)

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肉は美し

定価 ¥2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2025/10/28
JAN 9784309209357

肉は美し

¥1,980

商品レビュー

4.1

38件のお客様レビュー

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2026/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

グロテスクな描写が多いのでグロが苦手な私は最初の方は手に力が入らなくなるくらいの不快感を感じたが、淡々とした描写で書かれているので気づいたらすんなりと読めるようになってしまった。 これが慣れかぁ…怖いよ~ マルコスがジャスミン(頭/家畜)の出産のためにしばらく会っていないかった妻を呼び出した時は「いや、都合よすぎだろ…奥さん可哀想やて今はジャスミンにお熱のくせに」と思ったが生まれた子に「僕“ら”の子だ」とか言い出してん???となってたらまさかの最後の一言。 読者の私と一緒に作中の人物たちに嫌悪感を感じてくれていたお前も“そっち側“だったんや… マルコスに甘えて抱きついてキスをされる、寂しがり屋のジャスミンが脳裏にこびりついてるよ~どうしてくれるんだよマルコス!! 村田沙耶香さんが好きな人は多分好きだと思う 私がそう

Posted by ブクログ

2026/08/17

なんのジャンルになるのやら・・・ 動物がいなくなった世界で"肉食"を求めた人類は共喰いを始め・・・それではいけないと、各国で人肉食を法制化した世界線の話。かつて豚や牛を食べていたように養殖された人を食べる・・・適応できない人が自殺したり病んだりで、残った人は...

なんのジャンルになるのやら・・・ 動物がいなくなった世界で"肉食"を求めた人類は共喰いを始め・・・それではいけないと、各国で人肉食を法制化した世界線の話。かつて豚や牛を食べていたように養殖された人を食べる・・・適応できない人が自殺したり病んだりで、残った人は受け入れている。おいしい、という表現がいつまでもイヤー!! リアルな描写に胃がむかむかするが、いやいやいま我々が食肉しているのと何が違うんだろう・・・と思い至る。同じ形をしていても、違うものとキッパリ決められるのは、そういう価値観の世界で生きているから。そんなふうに人ってなれてしまうんだ。人間のそらおそろしさが満ち満ち溢れた小説だった。 ラストの書き方、好き。当たり前の世界にある無垢な残忍さ、サラッと終わるのが爽やかだなと感じた。 読後感が村田沙耶香さんの本を読んだ時と似てる(笑) ザラザラしたのが残る感じ。好きな方はぜひ!

Posted by ブクログ

2026/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ウイルスにより動物が絶滅し、豚や牛の代わりに人肉食が合法化、人間を家畜化するようになった世界が舞台。家畜化された人間は頭と呼ばれる。人間扱いすることは法律で禁止されている。 食糧に、狩猟に、医療実験に人間が使用される。グロテスクだが現在の人類が動物に対して行なっている仕打ちを人間に変えただけといえばそう。 新しい造語によって現実を覆い隠す。制度化されれば残虐さにも人はいずれ慣れる。 医療実験のために生きた人間を解体する研究所の所業はナチスを連想させる。 とはいえ主人公マルコスの境遇は一般社会の中年男性のそれと大差ない。子供を亡くし、妻と距離ができ、認知症の父親を見舞い、妹と不仲で、幹部として会社の仕事をこなし、嫌な取引先と我慢して付き合う。 異常性と日常が同時に存在する。 狩猟場のオーナーといい、研究所の博士といい、14歳の少女を強姦した挙句食った経営者といい、彼らは積極的に悪をなしているというより社会に最適化しているだけと言えなくもない。 彼らと違って我々に近い倫理観を持っていると思えた主人公だが、彼もまたこの世界の制度に染まっていた一人だということが最後に示される。最後のセリフに突き放された気持ちで読了した。

Posted by ブクログ

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