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生者のポエトリー 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2025/10/20 |
| JAN | 9784087448269 |
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生者のポエトリー
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生者のポエトリー
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
私には詩がわからない。歌詞を聞いても詩を読んでも、よくわからない。国語の読解レベルなら、根拠を持って類推すれば答えが出るのでそれほど苦労しなかったが、それと情が動くかということはまるで別のことだ。 いま思うのは、背景がわからないと詩を楽しめなかったのだ。その点、『生者のポエトリー...
私には詩がわからない。歌詞を聞いても詩を読んでも、よくわからない。国語の読解レベルなら、根拠を持って類推すれば答えが出るのでそれほど苦労しなかったが、それと情が動くかということはまるで別のことだ。 いま思うのは、背景がわからないと詩を楽しめなかったのだ。その点、『生者のポエトリー』なら、背景と詩をあわせて楽しめる。詩がうまいのかどうかわからないが、岩井圭也氏の筆致によって、詩が生き生きしているのはわかった。 本当にこうやって詩がポジティブを生み出すのかはまだわからないが、「そうしたら楽しめるのか」と気づけたことは大きい。
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岩井圭也さん、8冊目。図書館で予約している人も多くなかったこの本にしてみた。 詩を創り、自分の声で読み上げる人たちを描いた連作短編集。前の話で詩の朗読を聞いた人が次の話の主人公(語り手)となり、その繰り返しで6つの話が連なっていく。 前半の3話、主人公たちの境遇や心境にあまり共...
岩井圭也さん、8冊目。図書館で予約している人も多くなかったこの本にしてみた。 詩を創り、自分の声で読み上げる人たちを描いた連作短編集。前の話で詩の朗読を聞いた人が次の話の主人公(語り手)となり、その繰り返しで6つの話が連なっていく。 前半の3話、主人公たちの境遇や心境にあまり共感するものがなく、正直言って詩の良し悪しも分からずで、それほど面白味を感じられずに読み進む。 が、そこからの後半3話はなかなか良かった。 4話目、妻に先立たれ古希を過ぎて一人暮らしの男性の話には、自分の姿(まだ仕事をしているし妻も健在だが)をみているようでなんとも複雑な思いを持つとともに、路上ライブで出会った言葉と妻が遺した朗読ノートに触発され沈黙を選び続けてきた人生から踏み出した姿をちょっと眩しく感じる。 5話目、朗読会でその男性の朗読を食い入るように聞いていたブラジル人少女の、日本語の習得を渇望し覚えたての言葉で詩を紡ぐ姿が、心に染みる。 そこまでの5つの話が集約される最終話。詩を読む人々の内側に詰まっているものを主人公が掬い取っていく行動が、そのまま詩を読む人々の心の熱量と結びついていくところがなかなか感動的。 その話の最後にエピローグ的に置かれた、異国でそれらの朗読に耳を傾ける人の描写には、タイトルに「生者」と付けられている意味もよく知れた。 蛇足ながら、最初の話に戻って、いい話に水を差すようでなんなのだが、場面緘黙症であるなら、それを開示して、それでもできる仕事を探したら良いのに、とは思ったのだった。 自分のペースで進めやすく、直接の会話なしでも完結できる仕事が、探せばあるのではないかしら。 場合によっては不安障害の一部として精神障害者保健福祉手帳の交付対象になるので、手帳を取得して会社の「合理的配慮」を受けながら仕事をするのもあり。 なんて思ってしまうのは、障害者雇用に携わる人材ビジネス業界に私が長く居てるせい? 場面緘黙症は世の中的に認知度が高くない中で、親もどうしたら良いのか戸惑うだろうし、物語にあったような状況になりがちなのは理解はできる。
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詩を書くこと、あるいは朗読することと出会い、人生の一歩を踏み出すことができた6人を描く連作短編集。前の作品の主人公が朗読する詩に、次の作品の主人公が触発されるという「詩が人を繋ぐ」構成になっている。 正直、自分は詩についてはさっぱりだが、詩の力、言葉の力を感じさせてくれる小説だっ...
詩を書くこと、あるいは朗読することと出会い、人生の一歩を踏み出すことができた6人を描く連作短編集。前の作品の主人公が朗読する詩に、次の作品の主人公が触発されるという「詩が人を繋ぐ」構成になっている。 正直、自分は詩についてはさっぱりだが、詩の力、言葉の力を感じさせてくれる小説だった。どの作品も心に刺さるものだったが、特に「テレパスくそくらえ」、「幻の月」が印象的だった。
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