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恐怖とSF ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2025/09/18 |
| JAN | 9784150316037 |

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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
ホラー好き・SF全然読まない私だけどとても面白かった!新しい世界を知った。 話題作のSFたまに手に取るけどよくわからん、結局なんの話?って挫折することが多い...でも今作はいろんな短編集だし、ホラーのエッセンスが良かったのかも。 近いうちに良かった作家さんの中から長編を選んでチャ...
ホラー好き・SF全然読まない私だけどとても面白かった!新しい世界を知った。 話題作のSFたまに手に取るけどよくわからん、結局なんの話?って挫折することが多い...でも今作はいろんな短編集だし、ホラーのエッセンスが良かったのかも。 近いうちに良かった作家さんの中から長編を選んでチャレンジしてみたいな。良いアンソロジーは良い出会いをくれる。 20作品あって、おおまかなテーマごとに分けられている。 作品冒頭に挟まる編集者の一言が、『世にも奇妙な』のタモリみたいで楽しい。 SFといえば宇宙モノのイメージだけどもう古いのか。宇宙人にふれる作品はあるものの、宇宙でどうこうって作品がひとつもないのは少し驚き(表紙的にも)。 物理系のよくわからない理論やAI・プログラミング系がでてくるのはなんとなく予想できたけど、菌の話や身体についての話は新鮮だったなぁ。 あとインスタやゾンビの登場もなるほどそんな視点がと思うし少しポップさが加わり楽しい。本当にバラエティに富んだ作品群で全く飽きることなく夢中で読みました。 そんな中でも特に好きな作品は下記。 でも20作品どれも面白く読んだ! ーーーーーーネタバレありーーーーーーー ・小田雅久仁『戦場番号七九六三』 最初のミスト×怨霊の描写から、壮大な宇宙戦争への飛躍が好きだった!映像的にも美しく想像がふくらむ。 オチもとびきり怖かった、こちらのイヤ〜な予感と作品内のテンションの差に「わ〜...。」と言いながら一旦本を置く。 ・飛鳥部勝則『我ら羆の群れ』 文字ならでは。想像した映像がどんどん書き換えられていく。こんなに畳み掛けてくるとは思わずなんだかある種の快感だった。 ・牧野修『初恋』 完全に私が今まで触れてこなかった新しいジャンルだった!なんじゃこりゃ!ページを行ったり来たり。 ・イーライ・K・P・ウィリアム『フォトボマー』 一番私が親しんでいる所謂ホラー的な怖さを感じた作品。遡って何百枚も写ってるのが淡々と書かれていくの怖すぎる。 ・斜線堂有紀 『『無』公表会議』 一番好きかも!まず議事録書き起こしという形態が軽やかでぐんぐん読めた。最後の展開も不意打ちだったし脳内で音を再生して戦慄。 ・新名智『システム・プロンプト』 彼岸の話どれも良かったなぁ。ミーコとカーティス、完全に逆やと思ってたからびっくり!そしてラストが怖すぎて笑うしかなかった。最後を飾る作品にピッタリ。
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ありそうでなかったアンソロジーだ。これは面白かった。ずっしりと重さのある作品が多い。救いも希望も無い未来を感じたい方はぜひ。巻末の解説は過去から現在のホラーシーンを分かりやすく説明しており参考になる。梨「♯」、柴田勝家「タタリ・エクスペリエント」などが印象に残った。
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「異形コレクション」シリーズ編纂で名を馳せる井上雅彦氏監修による、「恐怖」をテーマとした全編書き下ろしのアンソロジー。 鴨的には聞いたことのない作家さんも多くて、略歴を拝見するとホラー系メインの方や、ネット上をメインに活動されている方も多くラインナップされてるんですね。新鮮な気持...
「異形コレクション」シリーズ編纂で名を馳せる井上雅彦氏監修による、「恐怖」をテーマとした全編書き下ろしのアンソロジー。 鴨的には聞いたことのない作家さんも多くて、略歴を拝見するとホラー系メインの方や、ネット上をメインに活動されている方も多くラインナップされてるんですね。新鮮な気持ちで通読させていただきました。 不肖鴨、SFとホラーは親和性が高いと考えています。その理由は、どちらも「読者の想像力に全幅の信頼を置くことを前提とする」ジャンルであるから。作家が表現したいことを100%文章化するのではなく、何割かを読者の想像力に委ね、想像力を如何に喚起するかに心血を注ぐ、したがって読者の側にもある程度のセンスとスキルが求められる(だから決してメジャーになれないヽ( ´ー`)ノ)ジャンルだと鴨は思っています。 その持論を前提に、乱暴ながらレビューさせていただきますと・・・「文章で表現しすぎ」かな?と感じられる作品が多かったです。痛いだけ、グロいだけ、正体不明なだけ、結局滅びただけ(本当に乱暴な表現ですみません!)と思ってしまう作品が少なからずあり、鴨的に総合評価は星3つと言ったところですねー。 その中でも、SFホラーならではの美学を感じたものもありまして、飛鳥部勝則氏「我ら羆の群」はラストシーンの鮮やかなパラダイム・シフトに思わず膝を打ち、篠たまき氏「漏斗花」は切なくも残酷な”オチ”にスティーブン・キングの隠れた佳作「ジョウント」に通じるスタイリッシュ性を感じました。 なお、鴨が大好きな牧野修氏は、通常運転です(笑)行間から想起されるイメージの豊穣さ/美しさ/怖さでは、飛浩隆氏がさすがに頭ひとつ抜けている印象。 読む人の指向・志向・嗜好によって、好きな作品がかなり分かれるアンソロジーだと思います。読書仲間と読み比べてみても面白いかも。
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