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ときときチャンネル宇宙飲んでみた 創元SF文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2025/09/11 |
| JAN | 9784488798024 |

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ときときチャンネル宇宙飲んでみた
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商品レビュー
3.7
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配信サービスで新たにチャンネルを開設した十時さくらが、同居人の発明品を面白おかしく配信しながらチャンネル登録者1000人を目指すと配信SF。 マッドサイエンティストの多田羅未貴は、高次元生命体が扱うネット環境に不法アクセスし、現代科学では実現不可能な道具を生み出します。宇宙の液...
配信サービスで新たにチャンネルを開設した十時さくらが、同居人の発明品を面白おかしく配信しながらチャンネル登録者1000人を目指すと配信SF。 マッドサイエンティストの多田羅未貴は、高次元生命体が扱うネット環境に不法アクセスし、現代科学では実現不可能な道具を生み出します。宇宙の液体化や時間の結晶化といった、スケールが大きすぎてかえって実感の湧かない発明品を十時が使用し、多田羅が考察するそのドタバタ騒ぎを少数の視聴者がコメントでリアクションしていく——劇場型のゆるい日常SF、とでも呼ぶべき独特な読み味が楽しめます。 序盤は多田羅によるSF設定の解説が中心で、配信という設定がやや活かし切れていない印象でしたが、中盤以降は配信カメラが異世界から飛来した怪物を捉えたり、自身が死んでしまったIFの未来を観測したコメントが流れてきたりと、プラットフォームを利用した物語が展開されます。 主人公たちをリスナーが観測し、その一方で主人公たちは発明品によって自分たちを取り巻く世界へ干渉していく。 この妙な入れ子構造が独特で、ハードSFの設定でほのぼのとした日常が繰り広げられる不思議な世界観が楽しめます。 ストーリーとは別に、本作の形式そのものも興味深いです。 地の文が一切なく、十時と多田羅の掛け合いだけで物語が進行するため、小説というより戯曲本に近い読み心地があります。 私はAudibleで聴きましたが、主人公二人を別々のナレーターが担当しており、アニメのように感情を込めた掛け合いが展開されるため、実際の配信を聴いているような臨場感がありました。 おそらく、最初から朗読・マルチメディア展開まで意識して作られた作品なのでしょう。配信文化を題材にしていることも含め、かなり現代的な作品だと感じます。 多田羅のSF解説を文字で追えないというデメリットはありますが、個人的にはAudibleでの聴取をお勧めします。 【総評】 ゆるい日常とハードSFを組み合わせ、そこへ配信という現代的な要素を加えた、かなり独特な作品です。 万人におすすめしやすいタイプではありませんが、多田羅によるSF解説が分かりやすく、難しい設定を気軽に楽しめるため、SFにあまり馴染みがない人の入門としても面白い一冊だと思います。
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Audibleで聴くと、まさにネット上の配信を聴いているようで、動画がないのがとても残念になる。読んでいる人たちもとても達者で、聴いているだけでワクワクする。それでいて内容はあんがいハードSF的な雰囲気を醸し出していて、突っ込まれてくるSF的ネタがとても興味深く、しかも楽しい。...
Audibleで聴くと、まさにネット上の配信を聴いているようで、動画がないのがとても残念になる。読んでいる人たちもとても達者で、聴いているだけでワクワクする。それでいて内容はあんがいハードSF的な雰囲気を醸し出していて、突っ込まれてくるSF的ネタがとても興味深く、しかも楽しい。ただ後半になって行くにつれて、少し息切れがしてきた印象は否めなかった。
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SFとしての密度は結構高いんだけど、恐ろしくノリが軽い。吾妻ひでおみたいなSFギャグマンガを小説でやってみたSFみたいな。ありそうでなかった切り口でなかなか面白いです。続編もあるらしい、できれば長く続くシリーズになってほしい。
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