職場を上手にモチベートする科学的方法 無理なくやる気を引き出せる26のスキル

グロービス経営大学院(著者), 若杉忠弘(著者), 浜屋祐子(著者), 米良克美(著者), 太田昂志(著者)

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社
• 発売年月日: 2025/08/27
• JAN: 9784478118993

商品レビュー

2025/11/19

『#職場を上手にモチベートする科学的方法』

ほぼ日書評 Day948

グロービスの冠をつけて、講師陣が執筆するとこういう内容になるのだろうな…という、正直、当たり障りのない内容。

この手の自己啓発書・マネジメント書をまったく、ほとんど読んだことが無いという人、特に新たにマネジメントになったばかりという人には、非常にわかりやすく書かれているので参考になることも多いかと思うが、引用・参照されている論文等がほとんど、海外（米国）のもののため、仕事（特に「単純作業」と呼ばれるもの）に対するそもそもの責任感や「我がこと」感が、彼我では大きく異なるため、多少の割引やアレンジは必要だ。

一方で、「誰かのためになっている」とか「誰かの役に立っている」と思わないと "やってられない" ような単純作業タスクばかりなのであれば、無理して人がやる必要もないとも思う。
ホワイトカラー寄りのものであれば、評者がお世話になっている会社が提供している各種自動化ソフトウェアを導入した方が、手っ取り早く解決できるだろう。

また、合わせていわゆる "エッセンシャルワーカー" の労働単価が安すぎるという問題もある。給料が安いから本人のモチベーションが上がらないだけでなく、自動化の仕組みを導入しようとしても、人間にならせた方が安い（コスパが良い）のでということになると本末顛倒になるのだが、ここは別途抜本的な見直しが必要だろう。

※ 星３つ付けたが、2.5くらいな感覚（本評での星２つは「読むのが時間の無駄」、３つは「読んで何かしら得るものがある」、4つは「読むことで人生がかわる可能性がある」）である。

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2025/11/18

たぶん、ウェルビーイングと名のつく本は初めて手に取りました。今まで学んだことを思い返して、自分の理解を深めたり、シャープにしたりするほか、今まで疑問に思ったことも解決やヒントを得られました（例．雑談の最適な時間は？適切な睡眠時間は？休暇中に仕事のことは考えない方が良い？等）。はるか昔に学んだXY理論や衛生理論なんかも思い出すことができて良かったです。
科学的なことを知りたい！というより、今すぐ実践できることを知りたい！というビジネスパーソンに非常に良いと思います。

あとは…観察するって大事ですよね…。

2025/09/18

高いパフォーマンスのチームを作るには

チームの温度を上げる　ことが大前提
チームの温度を上げるとはメンバーの主観的幸福感、ワークエンゲージメントを高くする　→ メンバーのウェルビーイングを徹底する

役に立ってる　ことを実感させる
必要とされてる、感謝されてる　ことを〃

現状は良くも悪くもすべては変えられる　柔軟であることを理解させる

陰で褒める