凶襲 警視庁特務部逮捕特科アレストマン 徳間文庫

矢月秀作(著者)

• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2025/08/08
• JAN: 9784198950422

商品レビュー

2025/08/27

矢月秀作『警視庁特務部逮捕特科アレストマン 凶襲』徳間文庫。

シリーズ第2弾。

プロローグとエピローグ、6章に亘り、特務部逮捕特科のメンバーの一人一人の活躍が描かれるのだが、刃牙シリーズに登場する花山薫のように恐らく強い馬渡郡司が特務部逮捕特科の神原の前に立ちはだかるというのがメインのストーリーになっている。

社会的弱者を狙う半グレや若者集団の暴走に肉体的闘争で果敢に挑む特務部逮捕特科のメンバー。単純明快で、格闘技漫画のような面白さがある。

最近、ブクログで徳間文庫や角川文庫の書影が表示されないのはどうしてだろう。

凶悪化する犯罪と警視庁の人員不足を補うために逮捕を専門として設立された超法規的逮捕専門部門である特務部逮捕特科。リーダーは神原で、妹の神原璃乃をはじめとする格闘技、サイバー犯罪、潜入捜査、設備機器調達に長けた警官を集めていた。

ある日、新宿で見当たり捜査を行っていた神原璃乃は指名手配犯の野上という男を発見し、緊急逮捕するが、突然現れた巨漢の男に力付くで野上を奪われ、璃乃は病院送りにされてしまう。

巨漢の男の正体は裏社会で顔役を務める馬渡郡司という男だった。馬渡は、璃乃の兄の神原が10年前に対決し、敗れた因縁の相手だった。

本体価格800円
★★★★