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中華料理と日本人 帝国主義から懐かしの味への100年史 中公新書2861
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2025/06/20 |
| JAN | 9784121028617 |
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中華料理と日本人
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商品レビュー
3.6
18件のお客様レビュー
●=引用、→=感想 ●日本の中華料理の地方名物化、郷土料理化、さらにその遺産化、資産化は有意義な取り組みである。ただし、その際に取り残されてきたのが「歴史」であり、定番の中華料理に映り込んでいる帝国日本の残影である。 例えば、「ジンギスカン」という料理名にはどのような思いが込...
●=引用、→=感想 ●日本の中華料理の地方名物化、郷土料理化、さらにその遺産化、資産化は有意義な取り組みである。ただし、その際に取り残されてきたのが「歴史」であり、定番の中華料理に映り込んでいる帝国日本の残影である。 例えば、「ジンギスカン」という料理名にはどのような思いが込められていたのか?中華料理は日中戦争期にどのように利用されたのか?戦後に餃子、ラーメンを作り、食べ、普及させた人たちは、中国の一部を支配した日本帝国をどう思っていたのか?こうしたデリケートな歴史的文脈にも配慮しながら、中華料理文化の継承や活用が進んでいくことが望ましい。 →確かに日本料理となった中華料理の歴史を知ることは大事だが、いちいち、それを日本帝国と結びつけて考えていたら、中華料理を食べることが億劫になってしまわないか。
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中華料理の文化的価値についての本かと思っていたら違って拍子抜け。結果的には面白かった。日本化した中華料理と帝国主義の関係。肉まん、ジンギスカン、餃子、焼売、ウーロン茶。戦意高揚と植民者のノスタルジー。同じ視点が自分の中にもあると気付いて驚いた。1980年代のサントリーウーロン茶の...
中華料理の文化的価値についての本かと思っていたら違って拍子抜け。結果的には面白かった。日本化した中華料理と帝国主義の関係。肉まん、ジンギスカン、餃子、焼売、ウーロン茶。戦意高揚と植民者のノスタルジー。同じ視点が自分の中にもあると気付いて驚いた。1980年代のサントリーウーロン茶のCMが、中国に見る古き良き日本のノスタルジア、シノワズリー、西洋視点のオリエンタリズム、「エキゾチック・スペースとしての支那のイメージなのであって、現実の中国でない」という解説は秀逸。
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★4 おもしろかった! いわゆるグルメ本ではなく ●食文化と歴史(日本帝国主義の拡大、敗戦~大陸からの引き揚げ者、高度経済成長期 など)をかけ合わせて ●現在「町中華」などと親しまれている中華料理がどのように日本で普及発展してきたか ●そこには政府 軍 団体 地方自治体 ...
★4 おもしろかった! いわゆるグルメ本ではなく ●食文化と歴史(日本帝国主義の拡大、敗戦~大陸からの引き揚げ者、高度経済成長期 など)をかけ合わせて ●現在「町中華」などと親しまれている中華料理がどのように日本で普及発展してきたか ●そこには政府 軍 団体 地方自治体 個人 メディアなどのさまざまな思惑がどのように絡み合っていたか そういう視点を読んだことなかったので新鮮でとても興味深かった 第一章 肉まん なるほど そういうことか! 第二章 ジンギスカン なーーるほど!! そういう背景があったのか! とくに羊肉好きとしてはジンギスカンについてがとても興味深かった 帝国主義=日本の植民地開拓政策という視点がそこかしこに出てきて 人によっては「おいおい ちょっと待てよ」と思うかもしれないが 本書ではその是非を問うているのではなく そうした事実としての時代背景が日本における中華料理の普及発展にどう影響を与えたかを論じているわけなので 僕自身はそこまでセンシティブに感じることはなかった 著者は大学の教授で コロナ禍に国会図書館に入り浸って調べまくったというようなことがあとがきにあったが なるほどたしかに膨大な資料をあたっており しかもそれをもとにとてもわかりやすい文章で書かれており読みやすい 各章の最後でポイントをおさらいしてくれるのもなんだか授業っぽくてナイス!(笑) 最初は図書館で借りて読んでいたのだが とにかく線が引きたくなり買っちゃいました まえがき――中華料理への情熱、そのルーツを探る旅へ 序 章 中華料理に込められた対中・対日感情 第1章 肉まん――近代的な食文化としての中華料理 第2章 ジンギスカン料理――満洲名物から北海道遺産へ 第3章 餃子――満洲の記憶とポスト帝国主義 第4章 ウーロン茶――忘れられた台湾文化 第5章 シュウマイ・ラーメン・四川料理――郷土料理の創造とノスタルジア 終 章 世界史のなかの日本中華料理 あとがき
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