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琉球処分 「沖縄問題」の原点 中公新書2860
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2025/06/20 |
| JAN | 9784121028600 |

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琉球処分
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琉球処分
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商品レビュー
4.3
15件のお客様レビュー
日清両属だった琉球王国が琉球処分、日本に併合される過程を描く。 交渉の中での日清の間での分割案など、一つ歯車が違えばどのような世界になっていたのだろうか。 一部の沖縄県民の中国に対する姿勢などを考えると、副題の「沖縄問題の原点」は過言ではない。 沖縄戦や戦後も含めて、多くの日...
日清両属だった琉球王国が琉球処分、日本に併合される過程を描く。 交渉の中での日清の間での分割案など、一つ歯車が違えばどのような世界になっていたのだろうか。 一部の沖縄県民の中国に対する姿勢などを考えると、副題の「沖縄問題の原点」は過言ではない。 沖縄戦や戦後も含めて、多くの日本人は沖縄の歴史はもっと学ぶべきだと思う。
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日清両属国家だった「琉球」を日本が強制的に併合することでその国土の一部「沖縄」とした出来事である琉球処分。明治維新の流れのなかでこのことを断行しようとする日本政府と「琉球という国家」を維持しようと知恵を出し交渉し続けた琉球王府の鬩ぎあいが豊富な資料に基づきつつもコンパクトに記載さ...
日清両属国家だった「琉球」を日本が強制的に併合することでその国土の一部「沖縄」とした出来事である琉球処分。明治維新の流れのなかでこのことを断行しようとする日本政府と「琉球という国家」を維持しようと知恵を出し交渉し続けた琉球王府の鬩ぎあいが豊富な資料に基づきつつもコンパクトに記載されていました。いま「日本の一部」であるからこそ日本の主権下での統治を受けている沖縄の原点がここにあるという(副題参照)。
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琉球処分と聞くと、琉球側になにか問題がありそれへの対処を行ったような印象がある。が、ちがう。要は日本側のいちゃもんである。俗っぽい書き方をすると、琉球が清と日本に二股をかけてるのは問題だからそれを処分する=清と別れさせ日本に付き合わせる、という話である。 ただ、これはこれで琉球...
琉球処分と聞くと、琉球側になにか問題がありそれへの対処を行ったような印象がある。が、ちがう。要は日本側のいちゃもんである。俗っぽい書き方をすると、琉球が清と日本に二股をかけてるのは問題だからそれを処分する=清と別れさせ日本に付き合わせる、という話である。 ただ、これはこれで琉球側に問題があるようにも聞こえるかもしれない。二股だから。 著者は「琉球は独立国家とは言えないが、ひとつの国家ではあった」と判断する。それは清と日本の属国であったことを含意しているが、これは明治以前のアジア圏では問題はなかった。(一応、琉球と日本に付き合いがあることは清にバレないようにしていたのである種の問題ではあるのだが、実のところ清には筒抜けだったわけだし、しかしだからといって清がなにかアクションを起こすわけでもなかった。) これがなぜ問題と捉えられ、琉球処分に至ったのか。それは西欧から主権国家という概念が輸入されたからである。明治になり日本は主権国家となった、ここまではよい。しかし琉球は主権国家にはなっていない。となると、清か日本に併合されるかしかないのだが、そのなかで清との二股を解消させる話が出てくる。 本書はその解消の過程を微に入り細に入り描いていく。簡単に言えば、明治以降の急激に西洋化されていく日本の過程にはさまざまな問題があった。そのなかのひとつに琉球処分がある。本書内の終盤で書いているような沖縄の基地問題にまで繋げるのはなかなか難しい気はするが、琉球という国家が消えていく過程を描いた書としては興味深かった。
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