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奇のくに風土記
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奇のくに風土記

木内昇(著者)

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奇のくに風土記

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2025/05/29
JAN 9784408538815

奇のくに風土記

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商品レビュー

4.3

37件のお客様レビュー

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2026/02/19

実在の本草学者がモデル。 熊楠の様な人物が他にも居たとは知らなかった。 本草学、興味あります。 畔田翠山についても、もっと知りたくなった。

Posted by ブクログ

2026/02/13

作品紹介・あらすじ 心震わせる生きもの賛歌。 美(う)っついのう。 紀州藩士の息子・十兵衛(後の本草学者・畔田翠山(くろだすいざん))は、幼いころから草花とは自在に語らうことができるのに、人と接するとうまく言葉を交わすことができずに育った。ある日、草花の採取に出かけた山中で天狗...

作品紹介・あらすじ 心震わせる生きもの賛歌。 美(う)っついのう。 紀州藩士の息子・十兵衛(後の本草学者・畔田翠山(くろだすいざん))は、幼いころから草花とは自在に語らうことができるのに、人と接するとうまく言葉を交わすことができずに育った。ある日、草花の採取に出かけた山中で天狗(てんぎゃん)と出会ってから、面妖な出来事が身の回りで次々と起こり……。若き本草学者の、生き物や家族、恩師との温かな交感と成長を描く、感動の時代幻想譚。 第53回泉鏡花文学賞受賞 ***** 「梨木香歩の『家守綺譚』のような小説を教えて」とAIに尋ねたところ、「こんなのどうでしょう」と推薦されたのが本書。いまだにAIに対してはちょっと懐疑的なところがあるのだけれど(なにしろ時々知ったかぶりをするものだから)本書に関しては大正解だった。 他人と接することが苦手な少年十兵衛が、家族や恩師、そして自然の草花などと交流するうちに立派に成長していく成長譚でもあり、現実の世界と現実ならざる世界がごく当たり前に交わる話でもあり、十兵衛が成長していく過程での友人たちとの温かい交流が描かれた話でもある。一人前になったと認められた時に恩師から授かった名前が畔田翠山であり、物語の半分はこの翠山として話が進む。 彼岸と此岸を結ぶ定家葛の蔦をつたって亡き父が翠山に逢いにきたり、重要な局面で天狗(てんぎょん)が様々な姿で現れ助言を与えたり、紙に書かれた丸い池がポチャリと水しぶきをあげたり、雪の舌の化身が少女となって病気の友人を助けたりと、虚実が穏やかに入り混じる世界は読んでいてとても心地よく、平和な心境に導いてくれる。 ただし、黒百合の挿話に関してだけは、虚と実の塩梅が崩れて、虚が強く出すぎてしまったように感じた。実が遠く離れてしまったためにそれまでの平穏だった幻境の世界から突き放されたような心持ちが残った。そこがちょっと残念。 あとは余談かもしれないけれど、お妙という少女が登場するのだが、思いのほか出番が少なかった。とても愛嬌のある少女で、もっと出番が多ければとても魅力的な登場人物になれたに違いないと思う。その点もやや心残りだった。 ともあれ、読んでいてとても面白く、穏やかな気持ちになれた読書時間だった。こんな時間はかなり久しぶりだったように思う。

Posted by ブクログ

2026/02/10

そのときの感情によって気づきが変わる、何度も読み返したい物語。 自然の中の人間 ワクワク8 展開8 読後8 再読10 構成7 学び9 文表現8 人物8 深み8 余韻7 合計:81/100

Posted by ブクログ