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聊斎本紀
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聊斎本紀

閻連科(著者), 谷川毅(訳者)

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聊斎本紀

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2025/05/27
JAN 9784309209258

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2026/01/17

聊斎志異は、大昔に数巻あるシリーズの一冊だけ読んだことがある。不思議な話を集めたという印象で、詳細は覚えていない。後書きの解説によると、本書は、聊斎志異の中のいくつかの話を膨らませたものを、オリジナルの物語で繋いだものとのこと。昔読んだ聊斎志異を手元に残していないので、どこをどう...

聊斎志異は、大昔に数巻あるシリーズの一冊だけ読んだことがある。不思議な話を集めたという印象で、詳細は覚えていない。後書きの解説によると、本書は、聊斎志異の中のいくつかの話を膨らませたものを、オリジナルの物語で繋いだものとのこと。昔読んだ聊斎志異を手元に残していないので、どこをどう変えたのかはわからないが、あいかわらずバラバラの怪異譚として読んでも面白い。全体的には、ちょっとくどい気もする。例えば科挙を受験する人たちの話がいくつも出てきて、読んでいて疲れることもあった。

Posted by ブクログ

2025/10/06

著者の閻連科(えん•れんか)は1958年、河南省出身。人民解放軍に身を置いた後、80年代から小説を執筆している。これまでに数冊が中国国内では発禁処分となっており、本作も本国では出版されていない。台湾と日本だけで出ているという状況だ。 内容は清朝第4代皇帝•康熙帝(こうきてい16...

著者の閻連科(えん•れんか)は1958年、河南省出身。人民解放軍に身を置いた後、80年代から小説を執筆している。これまでに数冊が中国国内では発禁処分となっており、本作も本国では出版されていない。台湾と日本だけで出ているという状況だ。 内容は清朝第4代皇帝•康熙帝(こうきてい1654〜1722)を主人公とした、完全に架空の“幻想小説”だ。 晩年をむかえた皇帝は夢占い師の言葉や蒲松齢(ほしょうれい1640〜1715)の書く怪異譚『聊斎志異』(りょうさいしい)の物語世界に惹かれていく。やがて物語に出てくる“歓楽国”にどうしても行きたくなった皇帝は、多数の伴を連れて巡行の旅に出るが…。 本作は『聊斎志異』の怪異譚をうまく抽出•改変し、作中に織り込んでいます。原典を知っていると、その改変具合がよくわかって、更に面白さが増します。 しかし、本筋となるのは後半の、康熙帝の“桃源郷探し”です。最高権力者がたどり着いた先には過酷な体験が待ち受けているのですが、この辺りがどうやら本国での出版を阻んでいるようです。 例えば、猛威をふるう疫病治癒のためには皇帝の血が有効とされ、皇帝が無理矢理血を抜き取られる場面など、執筆されたのが2020〜21年だった事と関連付けて曲解する人もいるのでしょう。(知らんけど) 大変な力作で、原書は27万5000字あるそうですから、原稿用紙だと687.5枚!。本書も450ページあります。単行本は税込5280円。なかなかですね…。約2週間ほどかけてじっくりと読みました。重くて持ち歩く気にはならなかったから…。 それでも、面白くてページを捲る手が止められませんでした。中国古典好きにはこの気持ち分かってもらえるかなぁ。たぶん。

Posted by ブクログ

2025/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

康熙帝が怪異伝に魅せられ、蒲松齢に語らせ、やがて物語に取り込まれていく話を外側に、聊斎志異の翻案を入れ子にした物語。 小学生の頃「首をすげかえる話」を読み、中高生の頃には柴田天馬訳「聊斎志異」にはまったが、そこまでの感動がない。

Posted by ブクログ

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