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星野之宣50周年珠玉SF選集 星芒
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2025/05/23 |
| JAN | 9784309257990 |
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星野之宣50周年珠玉SF選集 星芒
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
選集ということで、どこかで詠んだことがある作品もあったが、バラエティに富んでいて楽しめた。 著者言うところの『荒野への脱出』『落雷』『雷鳴』からなる「落雷3部作」のうち、ブロントサウルスのような巨大恐竜が地球上で動き回ることができたのは、体内で水素を生成し、それを気嚢に貯めていたからだとする内容の『落雷』はとても説得力あって面白かった。 SF漫画が著者の真骨頂だと思っているが、『月夢』のようなファンタジー的なものも著者らしい作品といえるだろう。 それにしても、漫画解説者の南信長氏による巻末の解説によると、著者は『ブルーシティ』には忸怩たる思いがあるとのことだが、何故だろう?大好きな作品なので気になる。
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描き下ろし作品はないので、星野氏のマニアの方は買う必要はないかもしれないが、作者によるあとがきとコドク・エクスペリメントのネーム資料が付いている。私は選集も含め数作品読んでいるが、「はるかなる朝」と「荒野への脱出」以外は初めて読んだ。 主に70年代半ばの初期作品と80年代前半の作...
描き下ろし作品はないので、星野氏のマニアの方は買う必要はないかもしれないが、作者によるあとがきとコドク・エクスペリメントのネーム資料が付いている。私は選集も含め数作品読んでいるが、「はるかなる朝」と「荒野への脱出」以外は初めて読んだ。 主に70年代半ばの初期作品と80年代前半の作品で構成されており、手塚治虫からの影響が濃い初期の画から緻密な画の変化を楽しめる。2014年の恐竜モノ「雷鳴」もある共通テーマによって選ばれている。 明らかに現在の世界情勢を意識して作品が選ばれており、星野氏の作品を読んだことのない人には特にオススメである。 (余談だが、あとがきから星野氏が現在の米露に対してよく思っていないことが伺え、安心した)
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星野之宣50周年を記念したSF選集。8つの短編が収録されています。それぞれ本人のあとがきという解説付き。 『地球光』の解説にある未来への暗澹さが辛い。 SFというジャンルは、絶望を描くものもあるけども、基本的には未来への希望を描くもものだと受け止めていて、これもその考え方のもと...
星野之宣50周年を記念したSF選集。8つの短編が収録されています。それぞれ本人のあとがきという解説付き。 『地球光』の解説にある未来への暗澹さが辛い。 SFというジャンルは、絶望を描くものもあるけども、基本的には未来への希望を描くもものだと受け止めていて、これもその考え方のもとに描かれたはず。 ただ、想像していた設定していた未来の時に、現実の時間が追いついた時、希望があるのか絶望が見えるのか。現実が想像を超えるというのは良い方向、端的に世界平和だとか、において訪れて欲しいものです。2025年現在、強大な国家による身勝手な占領分割が行われそうで嫌なんだよなぁ。 『荒野への脱出』予想できたオチではあるけども、好きな展開の作品。 無鉄砲さゆえの暴走は、純粋と危険が同居していて楽しい。自死の方向へ精神が向かわなかったのもいいです。それは短編という尺の都合があったのかもしれませんね。 いや、あの状況に突っ走るのは、広義で見れば自死なのだけどさ。 それは読者の神の視点というやつだったりすると思います。 『雷鳴』はどこかで読んだ気がする。50周年だし、多くのアンソロジーにも収録されている作品も多いだろうから、そういう既視感があっても不思議ではないし、それこそが星野之宣の豊穣さだと思う。 巨大すぎるので、歩く音が雷鳴に聞こえるだろうから雷竜。というネーミングは、子供心にすごく響いたものです。かっこいいな、と。実際の雷鳴にはビビりまくりでしたが。明らかに怖そうな肉食恐竜ではなく温厚そうな草食恐竜でも、実物見たら恐怖に怯えることになるんだ、という感覚は恐竜という古代生物への憧れと恐ろしさを育ててくれたものですね。畏怖を初めて覚えたのは、言葉を知らないけども、あの頃だったと思います。 印象深い3つの短編の感想でした。
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