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天幕のジャードゥーガル(5) ボニータC
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天幕のジャードゥーガル(5) ボニータC

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天幕のジャードゥーガル(5) ボニータC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 秋田書店
発売年月日 2025/04/16
JAN 9784253264501

天幕のジャードゥーガル(5)

¥770

商品レビュー

4.3

9件のお客様レビュー

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2026/07/25

「新しいモンゴルを作る」(p22) オゴタイにはそのための素養は備わっており彼自身にもそれが見えているのだろう。 皇后ボラクチンも聡明であり、帝業を妨げるものは排さんとする。 「今やモンゴルは広大な世界を手に入れた」(p61) 帝国の都「カラコルム」の建造にも着手し、街道が...

「新しいモンゴルを作る」(p22) オゴタイにはそのための素養は備わっており彼自身にもそれが見えているのだろう。 皇后ボラクチンも聡明であり、帝業を妨げるものは排さんとする。 「今やモンゴルは広大な世界を手に入れた」(p61) 帝国の都「カラコルム」の建造にも着手し、街道が整備され遠く離れた人と物が行き交うようになった。 「交易の「道」 生産の「都市」 これこそ大カアンが望んだモンゴルの姿だ」(g80)とボラクチンが語るように、歴史上でも未曾有の大国家建設は着々と進んでゆく。 華々しく発展を遂げるモンゴルだが、憂いが無いわけではない。 「後継者だ 大カアンの そして私の」(p84) いつの世も適切な後継問題は明暗を分ける一大事である。ボラクチンは第三皇子である〈クチュ〉を推す。大カアンも彼をほぼ勝ち確である南宋征伐の総司令官に任じ、その功をもって後継に据えるつもりであった。のだが。 ここで我らがファーティマがクチュと接点を持つのである!なんという大胆なifストーリー。 確かに史実の流れではこののち、クチュが遠征途上で急死し、そこへドレゲネの介入が起こるのだが…。この史実の出来事を膨らませて、二人の女性の野望譚へ昇華するとは寒気がするぜ。 オゴタイは過去に語った。「お前たちがここで幸せになったら俺の勝ちだ」と。 ファーティマとドレゲネは栄えてゆくモンゴルで幸せを、満ち足りたと感じてはならない。それは彼女らにとって‘負け’となるからだ。 「私はきっと負けないだろう たとえ私が負けを望んでも」(p67)とファーティマは自答する。 そしてこの「負けない」という感情こそが、拡がりゆくモンゴルのあちこちで、やがて国を傾ける火種となるのである。 世にいう「バトゥの西征」がいよいよ始まり、ルーシ圏にも版図を伸ばそうとする前夜。 ペルシア総督府では現総督が急死、〈コルグズ〉が総督を継ぐ。 華北をオゴタイ領へ取り込もうとする動きと、反発するトルイ家(ソルコクタニ・ベキ)。トルイ家の当主は〈モンケ〉。クリルタイでもソルコクタニは不穏を見せる。 ジュチ家当主のバトゥも西域へ派遣され、足元である華北に隙が生じる。 俄かに存在感を増し始めるドレゲネの子、〈グユク〉。 いやー、面白すぎる。 世界史の授業や受験勉強では覚えるのに必死で「どうしてこうなった」なんて考える余裕はなかったけど、確かに何故このタイミングでドレゲネが出てくるのか、グユクなのか、等々よく考えたら不思議。 5巻の表紙を飾っているモゲ。彼女がこの先物語へどんな影響を及ぼすのか。「あたし…嘘はわかるんだ」(p171)って、意味深な台詞。 アニメも楽しみですな。 1刷 2026.7.25

Posted by ブクログ

2026/07/08

戦争・侵略・統治下の内部における勢力争いの物語であるならばさけて通れない綺麗事抜きの道を、タイトルの通り「ジャードゥーガル」とし踏みしめさせていることに感嘆する。

Posted by ブクログ

2026/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 ボラクチンの計略によるオゴタイ暗殺未遂の件で捕らわれたドレゲネを救出したファーティマ。帝国と戦うべく自分たちが魔女となることを誓ったふたりは、ボラクチンの秘密を利用し彼女に接近、ドレゲネは第二妃の地位を得る。1233年、オゴタイはペルシア総督府を定め、帝国の支配領域を着実に拡大していく。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。

Posted by ブクログ

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