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ギフテッド グレイスレス 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2025/04/08 |
| JAN | 9784167923549 |
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ギフテッド グレイスレス
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
キャバ嬢、AV女優、新聞記者を経て作家になったという異色の経歴を持つ著者。心が宿らないような語り口は、読んでいて心地が悪く、感情移入も共感も許されない。併録作と本作、どちらも個々の喪失の物語だが、資本主義社会における女性の身体とその価値、母娘関係、生と性、階級、といったものが通奏...
キャバ嬢、AV女優、新聞記者を経て作家になったという異色の経歴を持つ著者。心が宿らないような語り口は、読んでいて心地が悪く、感情移入も共感も許されない。併録作と本作、どちらも個々の喪失の物語だが、資本主義社会における女性の身体とその価値、母娘関係、生と性、階級、といったものが通奏低音として流れ、薄い闇に絡め取られるような感覚に陥る。
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ギフテッド 歌舞伎町で働き暮らす娘と詩人だった死にゆく母。昔母に火傷させられて刺青を入れている。自殺した友人や風呂屋の友人やホストや母の体を買っていた男。特になにか起きる訳でなく感情の起伏もなかった。 解説を読んで、母と娘の身体性の一致、死でのその解放、なのだと理解した。 「(少...
ギフテッド 歌舞伎町で働き暮らす娘と詩人だった死にゆく母。昔母に火傷させられて刺青を入れている。自殺した友人や風呂屋の友人やホストや母の体を買っていた男。特になにか起きる訳でなく感情の起伏もなかった。 解説を読んで、母と娘の身体性の一致、死でのその解放、なのだと理解した。 「(少なくとも私が自分で食べ物を掴めるようになるまで、)私の身体は全て彼女ひとりのものだった」p19〜 「母が焼きたかったのは自分の肌なのだろうか。むしろ、自分の体内で作り出した私の肌は、母の肌でもあったんだろうか。」p75 グレイスレス 祖母との田舎の家での暮らしと、AVメイク師としての仕事。こちらもあまり何も起きずに終わる。AV女優への偽善的慰め、罪悪感が時々出てくるがそれが主題でもなさそう…
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母と娘の関係性について描かれた作品。娘に対して自分の望む人生を生きてほしい母親。最近では毒親と呼んだりもするけど、そんな毒親が死にゆく時、娘はどう受け止め進んでいくのか、心の動きをすごく静かに描いた作品でした。母が最後娘の部屋で過ごすシーンが、とても好きで、何でもいいから謝られた...
母と娘の関係性について描かれた作品。娘に対して自分の望む人生を生きてほしい母親。最近では毒親と呼んだりもするけど、そんな毒親が死にゆく時、娘はどう受け止め進んでいくのか、心の動きをすごく静かに描いた作品でした。母が最後娘の部屋で過ごすシーンが、とても好きで、何でもいいから謝られたい主人公と元気がなくなっていく母の申し訳なさそうな背中の対比が切なくて印象的だった。静かな主人公の行動の一つ一つに息をのみながら読み進めました。すごく静かなんだけど、だからこそいろんな思いが溢れるように見えてしまって、切なかった。。。私は母だけのもの、子供産んだことないけど、母の気持ちはわかる気がする。自分の思う人生を、思った通りのレールにのってほしい、母の所有物ではないけどそうしたくなるのは毒なんだろうか。私は毒だと思ってしまうけど、母になったらみんなそんな風に一度は思ってしまうんじゃないか。どっちにしたって、この微妙な距離や関係性はみんな一度は体験してるんじゃないだろうか。瘡蓋を触れられたような感覚になりました。まだ消化しきれていないのでまた読みたい #鈴木凉美 #ギフテッド
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