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謎解き診察室、本日も異状あり 幻冬舎文庫
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謎解き診察室、本日も異状あり 幻冬舎文庫

アンソロジー(著者), 久坂部羊(著者), 小松亜由美(著者), 中山祐次郎(著者), 七尾与史(著者), 南杏子(著者)

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謎解き診察室、本日も異状あり 幻冬舎文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2025/03/06
JAN 9784344434608

謎解き診察室、本日も異状あり

¥605

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2025/03/29

久坂部羊、小松亜由美、中山祐次郎、七尾与史、南杏子『謎解き診察室、本日も異状あり』幻冬舎文庫。 5人の医師作家による医療ミステリー短編アンソロジー。 中山祐次郎と南杏子は初読みの作家。七尾与史が医師作家だとは知らなかった。 七尾与史の『患者は二度死ぬ』がピカイチで、後は並以...

久坂部羊、小松亜由美、中山祐次郎、七尾与史、南杏子『謎解き診察室、本日も異状あり』幻冬舎文庫。 5人の医師作家による医療ミステリー短編アンソロジー。 中山祐次郎と南杏子は初読みの作家。七尾与史が医師作家だとは知らなかった。 七尾与史の『患者は二度死ぬ』がピカイチで、後は並以下の出来だった。 久坂部羊『悪いのはわたしか』。そういうオチであったかと納得するも、真実は一体何処にあるのかと頭の中が混乱した。新聞で人生相談の連載を持つジャズピアニストにして精神科医である女性医師の元に怪文書が届く。怪文書が届いてから女性医師は次第に精神的に弱っていくのだが…… 小松亜由美『半夏生のトルソー』。瓢箪から駒の迷推理。本作に描かれた殺人死体遺棄事件もそうだが、最近は身勝手で猟奇的な事件が多いように思う。トラックの運転手により山中で偶然発見された頭と手足が切断された胴体だけの男性の遺体。誰が何の目的で男性を殺害し、遺体を切断し、遺棄したのか。 中山祐次郎『クリスマスイブの診断書』。医療用語を連発し、どうだと言わんばかり。よく意味の解らぬストーリー。だからどうしたのという感じ。オーバードーズで病院に運び込まれた若い女性が手当の甲斐もなく、死亡診断を受ける。しかし、その後に女性の手が何度か動き、死亡していないことが判明する。 七尾与史『患者は二度死ぬ』。七尾与史は歯科医師であったのか。非常に巧く組み立てられたミステリーだった。そして、結末までも計算されているかのようだ。夜間の歯科医院に大金を持って、痛む親不知を抜いて欲しいと訪れて来た謎の男。 南杏子『サイレント・ペイシェント』。介護認定というのはかなり適当だと思う。ケアマネの胸算用で介護度が決まっているような気がする。この短編はその介護認定に関わる話である。母親の年金で暮らし、困窮する女性が介護保険金目当てに他人の認知症の母親を借りる。 本体価格630円 ★★★

Posted by ブクログ

2025/03/27

医師であり作家である5名の医療ミステリーアンソロジー 私が馴染みがある作家さんは小松亜由美さんと七尾与史さんですが他の御三方も名前はもちろん作品も知ってます。 それぞれタイプの違う医療ミステリーで面白かったです。ゾッとしたり、だよなとなったり、ふーっと息を吐き出したりで作家さん...

医師であり作家である5名の医療ミステリーアンソロジー 私が馴染みがある作家さんは小松亜由美さんと七尾与史さんですが他の御三方も名前はもちろん作品も知ってます。 それぞれタイプの違う医療ミステリーで面白かったです。ゾッとしたり、だよなとなったり、ふーっと息を吐き出したりで作家さんそれぞれの味がしてアンソロジーならではの1冊です。

Posted by ブクログ