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名探偵と海の悪魔 文春文庫
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名探偵と海の悪魔 文春文庫

スチュアート・タートン(著者), 三角和代(訳者)

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名探偵と海の悪魔 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2025/03/05
JAN 9784167923495

名探偵と海の悪魔

¥825

商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2025/10/26

前作デビュー作の【イヴリン嬢は七回殺される】が良く、これからが期待される海外作家スチュアート・タートンの2作目です! 海洋、怪奇、ミステリーと様々な要素が詰まった作品です! 名探偵は牢屋に囚われており、助手が活躍する構成も良いが、最後まで読むと納得!

Posted by ブクログ

2025/10/21

終わり方が最高! 様々な思惑のある乗客、乗員を乗せた船舶内で起こる事件の数々…伏線が巧妙な本確ミステリー。まるで、マダミスのようでワクワクする。 傲慢かつ残酷な権力者の所業は、現代社会に通じるものがあり、(いもしない)悪魔の存在に恐れ、憎しみを募らせる人々の様子は、現代の排外主...

終わり方が最高! 様々な思惑のある乗客、乗員を乗せた船舶内で起こる事件の数々…伏線が巧妙な本確ミステリー。まるで、マダミスのようでワクワクする。 傲慢かつ残酷な権力者の所業は、現代社会に通じるものがあり、(いもしない)悪魔の存在に恐れ、憎しみを募らせる人々の様子は、現代の排外主義を描写しているようで面白い。 また、女性が賢くイキイキと描かれていつつも、それは許されないという時代背景など…。謎解きだけじゃなくて、描かれているキャラクターや、プロット、巻き起こる出来事が社会派作品としても魅力的で飽きずに楽しめた。 そして最後の真相は………これは予想しなかった! 思いっきり騙されて、そして結末が個人的に最高すぎて、やばい。 このキャラクターたちの続編ほしいけど、作者さん的に多分そういうタイプの方ではないだろうな〜。 17世紀西洋の知識欠落しているせいで、病者とか、彼らの服装とか諸々…想像しきれなかったところも所々あるので、どうかアレント・ヘイズをドウェイン・ジョンソンに演じてもらってハリウッド実写化してほしい。

Posted by ブクログ

2025/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2025/6/1読了 デビュー作『イヴリン嬢は七回殺される』の、トンデモ級にややこしいSFミステリに続く著者2作目は、17世紀のオランダ《東インド会社》の商船内の怪事件。バタヴィアからアムステルダムへの航海中に多発する事件は、悪魔〈トム翁〉の仕業なのか? そして、頼み綱の筈の名探偵は囚人として船内独房に入れられていて、これはディクスン・カー×米澤穂信『黒牢城』みたい(※1)な展開なのか……と思いきや、予想は見事に裏切られることになる。当時の過酷な船旅の様子(※2)に、当時の西欧による植民地支配や魔女狩りといった負の歴史も交えつつ、物語の展開は悪魔の所業でどんどん危機的状況となり、ミステリであることを忘れそうになるが、最後にきっちりミステリとして着地させるという力業が炸裂するお話であった。 (以下、ネタバレ度が少々up 既読者向けの内容です)  ↓  ↓  ↓ しかし……みんなが悪魔の仕業と信じているならそういうコトにしておこうよ、とも採れるオチが、受け容れ難い真実よりも判りやすいフェイク情報のまかり通りがちな現代の暗喩のような気がするのは気の所為か? そして、当時のオーバーテクノロジーらしい《愚物》は何だったのだろうか……?(※3) ※1)カーは、不可能犯罪は勿論、歴史物も書いているし、『黒牢城』も有岡城に囚われた黒田官兵衛が探偵役で、本作と設定そっくりと思ったら、『黒牢城』との共通点は青崎有吾の解説にもバッチリ書かれていた。考えることはみんな一緒か……。 ※2)本作より40-50年は前の時代設定の原田マハ『風神雷神』よりも、航海は劣悪でシビアな印象。まぁ、この差は国力や技術よりも、国賓を乗せた使節船と人命は二の次でも商品重視の商船との違いによるのかもしれない。 ※3)推測するに、天体の位置から正確な緯度経度を割り出せる、ナビゲーションシステムのような装置だったのだろう。

Posted by ブクログ