都市伝説先輩(1) ジャンプC+

平岡一輝(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2025/03/04
• JAN: 9784088844954

商品レビュー

2025/08/11

本屋でマイナーな漫画を探していたところ、偶然『都市伝説先輩』を見つけました。『都市伝説』と『先輩』というシンプルかつユニークなタイトルの組み合わせに惹かれ、内容を確認せずに衝動買いしてしまいました。
表紙から推測したのは、先輩がオカルトを引き寄せる能力を持ち、主人公がその影響に巻き込まれる物語ではないかというものでした。実際に読んでみると、その予想は的中していました。

ここからは軽いネタバレになります。
ディスマンは無表情で、「その顔を見ると呪われる」といった都市伝説のような不気味な作り話がありますが、それをギャグに昇華する展開に思わず笑ってしまいました。ホラーをコミカルに描くスタイルが特徴的で、最後のオチも巧みにまとまっており、非常に読みやすかったです。
主人公やその友達からは大学生らしい雰囲気が感じられ、どこか懐かしさも覚えました。『都市伝説先輩』は最後まで追いかけたいと思える魅力的な作品です！

2025/06/15

妖怪や悪魔、宇宙人などに負けないくらい、存在感を有しているのが、寓話や都市伝説の住人だ。
人の生活圏にこそ登場する彼らは、人に目撃される機会が多く、人の口から人の口へ渡っていき、その噂が広がっていくごとに、己のアイデンティティを確立していき、その姿形を変容させ、新たな能力や特性を獲得していき、ますます、人を怖がらせるモノになっていく。
そんな都市伝説の住人と遭遇する事を目的にした大学サークルのアオハル日常、それを描いているのが、この『都市伝説先輩』である。
正直な話、ちょっと、で済まないほど、クセが強めなので、読む際は注意が必要かもしれない。都市伝説を無自覚に引き寄せてしまう体質のくぐつ先輩は、人間的にクズの部類に入っているんだが、金に汚く、人に迷惑をかけても気にしないタイプのくぐつ先輩すら振り回され、これ以上、関わりたくねぇ、と心底から願わせるほど、ヒロインのもくめはヤバいタイプなので、面倒臭いタイプの女子が出てくる漫画でもＯＫって人にはお勧めできる。
次の巻では、どんな「都市伝説」に、もくめ達がバッティングするのか、期待は膨らむ。やはり、メジャー所の人面犬や八尺様には登場して欲しいとこ。欲を言えば、ディスマンさんには、このまま、レギュラー化してもらいてぇ。

この台詞を引用に選んだのは、確かになぁ、と同情したので。
クズであるのは否定できないにしろ、極悪人って訳でもないくぐつ。
なので、さすがに、そのくぐつが、死を肌に感じ、臆面もなく、ガチ泣きしているトコを見て、「ざまぁ」と思うほど、私も性悪ではない。
実際、私だって、同シチュだったら、泣くまではいかないにしろ、報酬に釣られて話にノッてしまったのをガチ後悔する。
この台詞から得られる教訓、それは、アマギフ５０００円は命と同価値ではないってこと。
「ぐす、うぅ・・・ぐす、ぐすっ（アマギフ５０００円じゃ割に合わないってえええ）（ｂｙくぐつ）

2025/06/08

もくめちゃん可愛い
もくめちゃんのスカートもうちょい長くしてくれたらさらに嬉しい
もくめちゃんを性的に見たくないのです

ディスマンのフレンドリーな感じが良きです