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歌集 天国さよなら
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歌集 天国さよなら

藤宮若菜(著者)

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歌集 天国さよなら

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 書肆侃侃房
発売年月日 2025/01/14
JAN 9784863856578

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商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2025/07/27

装丁に惹かれて。 透明度の高い歌ばかりで、もうここにはいない誰かを想い続けてしまう苦しさとか、光に反射してよく見えない、輪郭の掴めないものを必死で追い求めてしまう苦しさとか、永遠に満たされることの無いような気持ちが描かれていた。 苦しさは確かにあるのだけど、藤宮さんの歌からは...

装丁に惹かれて。 透明度の高い歌ばかりで、もうここにはいない誰かを想い続けてしまう苦しさとか、光に反射してよく見えない、輪郭の掴めないものを必死で追い求めてしまう苦しさとか、永遠に満たされることの無いような気持ちが描かれていた。 苦しさは確かにあるのだけど、藤宮さんの歌からは精神的な切迫感や荒廃感を感じさせない、きらきらとみずみずしい涼しげな印象を受けた。 上手くない例えを承知の上で言うけど、日に当たって空を舞っている埃をボーッと見ているときに、ふと綺麗だと思う感覚に近い。 死は生活に地続きであるもので、何よりも現実で全ての人間に平等に与えられたもので美しいと手放しに言えるものでは無いのに、ときに渇望してしまったり、そういう感覚。

Posted by ブクログ

2025/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わたしが死ねばわたしはうまくいくだろう自販機煌々ひかる夜道に 藤宮若菜 ──ああ、こんな夜がかつてあった、あるいは今もこんな夜を過ごすひとたちに配って歩きたい。そんな歌集の始まりの一首。 もしわたしが生まれなくてもきみが生まれたときうれしいってきっと思えたよ 藤宮若菜 ──SFのような不思議な一首。ありえないんだけど感覚的に理解ができる、腹に落ちる。〈わたし〉の不在。〈きみ〉の存在。 「だったら」ってコンビニの前でうずくまる 生きてるだけでえらいんだったら、 藤宮若菜 ──〈だったら、〉のあとの言葉にならないことばが胸を打つ。 ばかなあたまできみのはなしをきくときにきみがばかじゃなくてさみしいよ 藤宮若菜 ──さみしいね。相手と自分が同質ではないさみしさ。 *** 〈わたしが死ねば〜〉の一首ではじまったこの歌集は〈〜生きるよ〉ということばで終わる。 読み終わったとき、少しだけ生まれ変わったような気分になった。

Posted by ブクログ

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