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昭和史 戦後篇 1945-1989 新版 平凡社ライブラリー980
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昭和史 戦後篇 1945-1989 新版 平凡社ライブラリー980

半藤一利(著者)

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昭和史 戦後篇 1945-1989 新版 平凡社ライブラリー980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2025/01/08
JAN 9784582769807

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昭和史 戦後篇 1945-1989 新版

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商品レビュー

4.5

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2026/10/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

大事件の前には、かならずいくつかの小事件がある。 歴史の転換は、突如始まるものではない。 226事件が、のちの政府首脳の判断に落とした影。 陸軍内部のメンツだったり、予算どりだったり、内部事情を国家的大判断の優先的検討事項にしてしまったり。 信賞必罰が徹底されず、大損害を出した司令官が、威勢のいいことを言うことで(中身は伴わないまま)出世したり。 のモンハンで火力不足は十分認知されていたはずなのに、それがあいまいなまま、より大きな戦争に突入していく… なんとなくの流れで、ずるずると悪い方へ悪い方へ、流れてしまった1939-1945年。マスコミも煽っていて、はじめは(40年代前半は)戦争だ、日本の勝利だ、と国民皆が思っていたという。。。それが、兵力火力の依拠するところもないから、文字通り坂道を転がり落ちるように悪い方へと。 誰かが止められなかったのか。 政策決定の渦中だと、ある意味内輪の議論に覆われるのかもしれない。せめて自分は中立的なものの見方をしたいと思う。 昭和天皇の、玉音放送前、8/9午後の御前会議の言葉に、図らずも朝の通勤電車で涙があふれてしまった。 閣議メンバー以下は、決められない。そんな状態の中で、天皇陛下が、各々の立場に寄り添いつつも、最後は日本という国を、子々孫々にのこすべき、という立場からの決断。ある意味無私。 …これ以上国民を塗炭の苦しみに陥れ、文化を破壊し、世界人類の不幸を招くのは、私の欲していないところである。私の任務は祖先から受け継いだ日本という国を子孫につたえることである。今となっては、一人でも多くの国民に生き残ってもらって、その人たちに将来ふたたび立上ってもらうほか道はない。 もちろん、忠勇なる軍隊を武装解除し、また、昨日まで忠勤を励んでくれたものを戦争犯罪人として処罰するのは、情において忍び難いものがある。しかし、今日はしのびがたきをしのばねばならぬときと思う…私は涙をのんで外相に賛成する。」

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2026/09/14

学校では詳しく学んでいない前後の日本のあり方を、わかりやすく、また当時の世間のあり方なども含めて書かれていて、大変勉強になりました。 戦後八十年の間にこれだけの起伏があり、変わってきた日本。今の時代があるのは、歴史の流れの上にあるからで、こうした流れを理解しておくこと、そして自...

学校では詳しく学んでいない前後の日本のあり方を、わかりやすく、また当時の世間のあり方なども含めて書かれていて、大変勉強になりました。 戦後八十年の間にこれだけの起伏があり、変わってきた日本。今の時代があるのは、歴史の流れの上にあるからで、こうした流れを理解しておくこと、そして自分たちでどうしていきたいのかということを考えることが重要だとわかりました。

Posted by ブクログ

2026/09/13

2026/9/11読了 戦後篇といいつつも、サンフランシスコ講和条約(1951)までの占領下日本についての話が大半を占める。しかし、今の外交問題の大半がほぼこの時期に端を発して、まだ解決を見ていないというのも如何なものか? そして吉田茂と鳩山一郎が政権を争い、その後に岸信介が出て...

2026/9/11読了 戦後篇といいつつも、サンフランシスコ講和条約(1951)までの占領下日本についての話が大半を占める。しかし、今の外交問題の大半がほぼこの時期に端を発して、まだ解決を見ていないというのも如何なものか? そして吉田茂と鳩山一郎が政権を争い、その後に岸信介が出てくる(正確を期せば石橋湛山を挟むが)という’50年代の政権の移ろいを見ると、50数年後に孫が同じ様な順番で内閣総理大臣をやっていたことが、歴史の皮肉というのか悪い冗談というのか……。ここから沖縄返還(1972)まで駆け足、更にその先はリアルタイムの“現代史”で、語るにはデータが不足しているということらしい。『戦前篇』も含めて著者が訴えているのが、昭和以降の日本の“外交下手”。アメリカにおんぶにだっこで頼り過ぎてきたのではということのようだが、それなら現アメリカ政権は、都合が悪くなれば同盟国でも平然と切り捨てることくらいはしそうだし、ピンチをチャンスにではないが、そろそろ良い意味で狡猾に立ち回る外交を身に付ける頃合いなのかもしれない? しかし、やっぱり歴史は面白い。著者の『B面昭和史』『世界史のなかの昭和史』も読みたくなった。

Posted by ブクログ

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