![モナ・リザのニスを剥ぐ CREST BOOKS](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/002048/0020483021LL.jpg)
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モナ・リザのニスを剥ぐ CREST BOOKS
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2024/12/18 |
JAN | 9784105901981 |
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モナ・リザのニスを剥ぐ
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モナ・リザのニスを剥ぐ
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商品レビュー
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かの「モナ・リザ」の修復をめぐるストーリー。やり手の館長、不本意ながら修復の手配をすることになるオレリアン、選ばれた変わり者の修復士ガエタノ、そして館内の清掃を請け負っているオメロ。それぞれの姿が交互に描かれ修復計画は進んていく。 まさかの結末に思わず笑ってしまう。えっ、そんな...
かの「モナ・リザ」の修復をめぐるストーリー。やり手の館長、不本意ながら修復の手配をすることになるオレリアン、選ばれた変わり者の修復士ガエタノ、そして館内の清掃を請け負っているオメロ。それぞれの姿が交互に描かれ修復計画は進んていく。 まさかの結末に思わず笑ってしまう。えっ、そんなのあり!との声もあるかもしれないけれども、フィクションなんだし、やっちゃえ!と、私は思いました。
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ルーヴル美術館を舞台にした物語で、新館長ダフネが【モナ・リザ修復計画】を提案し、絵画部門長オレリアンがその行方を見守るという筋書き。 芸術と保存、修復師の在り方について考えさせられる良書。 「ルーヴルなんてほっといても人が来るだろう」と思っていたけれど、本書で、日本人の客足も離れ...
ルーヴル美術館を舞台にした物語で、新館長ダフネが【モナ・リザ修復計画】を提案し、絵画部門長オレリアンがその行方を見守るという筋書き。 芸術と保存、修復師の在り方について考えさせられる良書。 「ルーヴルなんてほっといても人が来るだろう」と思っていたけれど、本書で、日本人の客足も離れているし――と指摘されるのを見て、ハッとした。 確かに、今の日本でどれだけの人がモナ・リザのためにルーヴルへ向かえるのだろう? 盲点を突かれると、読書の面白さを改めて実感する。 モナ・リザは重ね塗られたニスによって、もとの鮮やかな色を失ってしまったのだそう。 「古色は流れゆく時間の痕跡」という本文中の表現が印象に残った。 私が知っているモナ・リザも、黄ばんでいて、ぼんやりとした姿だ。 あれがモナ・リザだと思っている私を含めた多くの人たちは、あのモナ・リザが消え失せ、鮮やかなモナ・リザが現れたとき、どんな想いになるのだろう? なんとなく喪失感を覚えそうな気もする。 でも、うーん真の姿にも興味がある……。 答えの出ない問題だ。
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エンターテイメント性を持つ純文学。知的好奇心もアートへの感受性も満たされ、なおかつ、作者の客観的でシニカルな社会情勢への言及も面白い。結末に大満足。
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