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善意の帝国 イギリスのフィランスロピーと南アフリカ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 名古屋大学出版会 |
発売年月日 | 2024/12/10 |
JAN | 9784815811747 |
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1. フィランスロピーの定義と歴史的背景 - フィランスロピーは、他者の幸福と福利を促進する心構えや実践的善行を指し、特に大義のある主張への寄付を含む。 - この概念は18世紀半ばから広まり、博愛の思想と結びつき、全人類への愛として発展した。 - 宗教的観点からは、神のフィランス...
1. フィランスロピーの定義と歴史的背景 - フィランスロピーは、他者の幸福と福利を促進する心構えや実践的善行を指し、特に大義のある主張への寄付を含む。 - この概念は18世紀半ばから広まり、博愛の思想と結びつき、全人類への愛として発展した。 - 宗教的観点からは、神のフィランスロピーに触発され、人間も同様に行動すべきとの主張が強調された。 - 19世紀前半には、フィランスロピーはイギリス国民の自己意識の重要な要素となった。 2. 帝国フィランスロピーの概念 - 「帝国フィランスロピー」は、イギリス帝国の人道主義とほぼ同義であり、非白人への過度な抑圧や搾取を批判し、彼らの保護と福利向上を目指す思想である。 - 18世紀末から1830年代にかけて奴隷制への反対運動が代表的な例であり、近年の研究でもこのテーマに高い関心が寄せられている。 3. 研究対象と方法論 - 本書は、19世紀末から20世紀半ばにかけての南アフリカに焦点を当て、南ア戦争(1899-1902)がイギリス社会に与えた影響を考察する。 - 南ア戦争後、南部アフリカの英領植民地が合同し、1910年には南ア連邦が形成された。 4. 帝国フィランスロピーの実践 - フィランスロピーが具体的にどのように実践されたかを探求するため、アフリカ人労働者の状況や彼らの権利を擁護する動きが記述されている。 - 具体的には、南アフリカにおける金鉱山でのアフリカ人労働者の待遇や、彼らへの法的保護の欠如が強調されている。 5. フィランスロピーと人種関係 - 帝国フィランスロピーは、白人と非白人の区別を含む人種論に影響を受けていた。 - フィランスロピーの実践主体はイギリス人であり、彼らの意識や行動は、国内外での社会状況に大きく関わっていた。 6. 具体的なフィランスロピー団体の活躍 - アフリカ人の権利擁護を目的とした団体(例:アフリカ人保護協会)が設立され、彼らの待遇改善を求める活動が行われた。 - 自由党や新自由主義者、社会主義者など、多様な思想背景を持つ人々がこの運動に関与した。 7. フィランスロピーの衰退と挑戦 - 1907年の年次総会では「フィランスロピーの衰退」がテーマとなり、アフリカ人の権利擁護を求める声が弱まったことが示された。 - 特定の事件(バンバタ蜂起など)を契機に、アフリカ人の待遇問題への関心が高まるも、政治的には逆風が吹いていた。 8. まとめ - 本書では、イギリスのフィランスロピーが南アフリカにおいてどのように実践され、またその中での人種関係や社会的な挑戦が描かれている。 - 帝国フィランスロピーは、単に外面的な善行に留まらず、深い社会的、政治的背景を持つものであったことが理解できる。
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