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李王家の縁談 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2024/12/04 |
| JAN | 9784167923068 |
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李王家の縁談
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李王家の縁談
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商品レビュー
3.1
11件のお客様レビュー
韓国併合後の日本の皇族(方子)と朝鮮の皇太子 李垠(イウン)との縁談を描いた話 方子の結婚は、世間では韓国併合をうまく進めるための政略結婚だと見られていたが、方子の母・梨本宮伊都子が積極的に縁談を進められていたという説で話は進む 主人公伊都子は時代を読み、周囲の人々を観察す...
韓国併合後の日本の皇族(方子)と朝鮮の皇太子 李垠(イウン)との縁談を描いた話 方子の結婚は、世間では韓国併合をうまく進めるための政略結婚だと見られていたが、方子の母・梨本宮伊都子が積極的に縁談を進められていたという説で話は進む 主人公伊都子は時代を読み、周囲の人々を観察する眼差しは鋭いが、本当に見定めきれてたかどうか疑問に思う さまざまな縁組みを陰ながら尽力してきたけれど、ひとり相撲のような気もする ただ日記をつけていたことで、 当時の大正、昭和戦前、戦後の皇室、宮家、華族等の結婚事情を知る、時代を検証する上でのこんにちの資料となっていることに繋がってるのは良いことだと思った
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『李王家の縁談』というよりは「李王家との縁談」だ。佐賀鍋島藩の血を引き表舞台の人的な存在でもないわりにはいまでも名前が出てくることがある梨本伊都子さまを軸に、身の回りの人たちの縁結びに奔走する姿を描く。当然ながら時代の光や影が交錯してくるのがこの小説の面白さだろう。正史とはいえな...
『李王家の縁談』というよりは「李王家との縁談」だ。佐賀鍋島藩の血を引き表舞台の人的な存在でもないわりにはいまでも名前が出てくることがある梨本伊都子さまを軸に、身の回りの人たちの縁結びに奔走する姿を描く。当然ながら時代の光や影が交錯してくるのがこの小説の面白さだろう。正史とはいえない伊都子の日記をもとにしていることから、伊都子の感情も覗けば近現代史の文脈とはちょっと違う文脈で歴史的な出来事が現れてくるのもまた面白い。 個人的な興味としては伊都子の長女でもある李方子がどういうふうに描かれるかというところだったんだけど、日韓の架け橋となり戦後は李王家の血を引く夫について韓国にわたり貧しき時代の韓国の福祉に貢献した人という自分の何となくでありかつ世間のイメージでもあるところがあんまり感じられない描かれ方だった。賢夫人の伊都子からすれば娘というものはどこか歯がゆく感じられる存在ということかもしれぬ。それよりも、この本を読んで久しぶりに思い出した方子の夫・李垠の母違いの妹・徳恵と夫になった対馬藩の末裔である宗武志と仲が気になった。武志はどのくらい納得して気のふれた妻・徳恵を遇していたのだろう。 日記を残したことやそれが世に出ること、またそのためかもしれないけどいまでも名が出ることがあることからしても、またこの小説での描かれようからしても伊都子はなかなか手際よくものごとをさばきつつも激しい人だったのだろうなあと思った。
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なんとなく疑問に思っていた、それでいて特に調べることもしなかった、戦前の李王家の立ち位置のようなものが理解できた。無論、小説上の脚色もあるだろうが。 梨本宮伊都子妃の日記を主な資料に、娘・方子と李王家の王世子・李ウンとの縁談とその行末や伊都子妃絡みの様々な縁談が描かれている。伊都...
なんとなく疑問に思っていた、それでいて特に調べることもしなかった、戦前の李王家の立ち位置のようなものが理解できた。無論、小説上の脚色もあるだろうが。 梨本宮伊都子妃の日記を主な資料に、娘・方子と李王家の王世子・李ウンとの縁談とその行末や伊都子妃絡みの様々な縁談が描かれている。伊都子妃目線で語られる皇族や華族、李王家の華やかながらも暗くドロドロとした世界は非常に興味深い。 時代に翻弄される、やんごとなき人々の波瀾万丈な人生の物語でありながら、話は静かに淡々と流れていく。この不思議な空気感も、やんごとない世界独特のものなのか、と高貴な人々に思いを馳せた。
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