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新自由主義の終焉 半世紀に及ぶ“破壊的社会実験"の末路
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 経営科学出版 |
発売年月日 | 2023/07/28 |
JAN | 9784867690185 |
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新自由主義の終焉
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新自由主義がいかに生まれ、世界を席巻し、そして凋落していったかを、あくまでアメリカを舞台にしてではあるが、克明にたどる。教えられるところが多かった。 ポイントは、ソビエト連邦の成立と崩壊が果たした歴史的な役割である。 市場原理主義は、世界恐慌を引き起こした。共産主義勢力の圧力のも...
新自由主義がいかに生まれ、世界を席巻し、そして凋落していったかを、あくまでアメリカを舞台にしてではあるが、克明にたどる。教えられるところが多かった。 ポイントは、ソビエト連邦の成立と崩壊が果たした歴史的な役割である。 市場原理主義は、世界恐慌を引き起こした。共産主義勢力の圧力のもと、労働者への分配という平等化に向かう政策が展開されざるを得なかったのが、ニューディール主義であった。 しかし、ソビエト連邦崩壊後は、資本家勢力はもはや労働者を顧みる必要がなくなり、格差の広がりは黙認されるようになった、というのである。しかし、勝ち誇った新自由主義という社会実験は、現実に社会を破壊してしまった。 ただ、著者はすでに新自由主義は終焉を迎えているというのだが、はたしてそうか。 グローバリズムはいまだに世界を席巻することをやめていないと私には見える。 トランプへの極端にネガティヴな評、それに対するバイデンへの好意的な評価がどうしても解せないのが、読後感のまずさであった。
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