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世界経済史講義 ちくま新書1830
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世界経済史講義 ちくま新書1830

水野和夫(著者), 島田裕巳(著者)

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世界経済史講義 ちくま新書1830

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2024/11/08
JAN 9784480076588

世界経済史講義

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商品レビュー

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2024/12/08

ヴェーバーとゾンバルトの論争が興味深かった。個人的には資本主義の出発点を倹約に見るヴェーバーの議論はどこか綺麗事過ぎて違和感があったので、「海賊ドレークの盗んだ金塊が最初の資本」という本書の参照点には共感できる。 フロンティアが限られることからいずれ将来に資本主義が終焉することを...

ヴェーバーとゾンバルトの論争が興味深かった。個人的には資本主義の出発点を倹約に見るヴェーバーの議論はどこか綺麗事過ぎて違和感があったので、「海賊ドレークの盗んだ金塊が最初の資本」という本書の参照点には共感できる。 フロンティアが限られることからいずれ将来に資本主義が終焉することを語っていた水野和夫が、本書では「人類の続く限り資本主義は終わらない」と立場を変えたようだ。そこに何があったのか。はたして実際に利子率が0に収斂し資本家の安楽死は訪れるのか、日銀が利上げに踏み込みつつある中、興味深く見守りたい。

Posted by ブクログ

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