1,800円以上の注文で送料無料

彼女が知らない隣人たち 角川文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-01-01

彼女が知らない隣人たち 角川文庫

あさのあつこ(著者)

追加する に追加する

彼女が知らない隣人たち 角川文庫

定価 ¥968

770 定価より198円(20%)おトク

獲得ポイント7P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

2/21(金)~2/26(水)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/11/25
JAN 9784041151426

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

2/21(金)~2/26(水)

彼女が知らない隣人たち

¥770

商品レビュー

2.8

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/02/01

知らないことは怖い。 ただ、知った後でも怖いこともある。 知ることと、わかろうとすることや、考えることは違う。 膨大な距離が存在する。 自分ではどうしようもできない大きなことの主語は大きく、主語の構成も複雑。 だから、主語を形作るひとつひとつのバックグラウンドを実名で表されない...

知らないことは怖い。 ただ、知った後でも怖いこともある。 知ることと、わかろうとすることや、考えることは違う。 膨大な距離が存在する。 自分ではどうしようもできない大きなことの主語は大きく、主語の構成も複雑。 だから、主語を形作るひとつひとつのバックグラウンドを実名で表されないと、知ろうとされづらく忘れられやすく、その先の理解には進まない。 だけど、その大きなことの一端が身近な何かだったなら、一気に距離が詰まってくる。 そのことに対して、隣人が考えていること・感情は、たとえその隣人が家族ですら、わからない。 咏子さんのような、そういう正義感や、ある種の正直さは、生きづらさや、周りの人への影響も生むだろうけど、やっぱり人として強いんだと思う。 私はどうなのかな。 考えさせられるな。

Posted by ブクログ

2025/01/20

解説の町田そのこも書いているが、忘れてはいけない心持ちというものをみた気がする。 自分も、どうしても恐怖感が拭えない対象があるが、その感情は、広めるものではないし、静かに自分自身で背負うものだと改めて感じた。 投げかけの状態でお話しは終わるので、モヤモヤしてしまう読後の方もいると...

解説の町田そのこも書いているが、忘れてはいけない心持ちというものをみた気がする。 自分も、どうしても恐怖感が拭えない対象があるが、その感情は、広めるものではないし、静かに自分自身で背負うものだと改めて感じた。 投げかけの状態でお話しは終わるので、モヤモヤしてしまう読後の方もいるとは思うが、現実も同じだと感じる物語だった。

Posted by ブクログ

2025/01/02

主人公(主婦)と家族、職場の同僚、ママ友との関係が身近に発生したテロによって変化していく。 息子や同僚の外国人、難民支援活動家とのやりとりが今まで身近に感じていなかった世界を広げていく。 ミステリーとまではいかないが、当たり前を当たり前のままに感じている社会には色んな見方や考え偏...

主人公(主婦)と家族、職場の同僚、ママ友との関係が身近に発生したテロによって変化していく。 息子や同僚の外国人、難民支援活動家とのやりとりが今まで身近に感じていなかった世界を広げていく。 ミステリーとまではいかないが、当たり前を当たり前のままに感じている社会には色んな見方や考え偏見が存在する。それを改めて感じながら物語が進んでいくので投影しやすい。

Posted by ブクログ