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答え合わせ マガジンハウス新書026
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答え合わせ マガジンハウス新書026

石田明(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 マガジンハウス
発売年月日 2024/10/31
JAN 9784838775279

答え合わせ

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商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2024/11/17

漫才やコントを分析する本が好きで塙さんとう大さんの本も熟読しました。今回の石田さんの本も大変読みやすく、漫才という素人目にすると「面白いor面白くない」の2択になってしまうジャンルを見事にそうなる理由を分かりやすく言語化してます。

Posted by ブクログ

2024/11/11

<目次> 第1章  「漫才か、漫才じゃないか」への回答~漫才論 第2章  「競技化」で漫才はどう変わったか?~M-1論 第3章  「お笑いの得点化」という無理難題に挑む~採点論 第4章  路上から王者へ、挫折からの下剋上~コンビ論 <内容> 自分でも「漫才オタク」と呼ぶ”NON...

<目次> 第1章  「漫才か、漫才じゃないか」への回答~漫才論 第2章  「競技化」で漫才はどう変わったか?~M-1論 第3章  「お笑いの得点化」という無理難題に挑む~採点論 第4章  路上から王者へ、挫折からの下剋上~コンビ論 <内容> 自分でも「漫才オタク」と呼ぶ”NON STYLE”のボケ、石田明の漫才論。彼ほど「漫才」を愛している者もいないのではないか?ヒョロヒョロの体で相方井上にどんどんぼけていく。時にネタのストーリーを越えて、自分の感情を入れていく。最初はこれも斬新だった。ベテランの漫才師は構成作家の作を演じていくのだが、現在の漫才師は、どちらかが書いていることが多い。その典型である。その彼が、昨今の状況を縦横無尽に語り尽くしている。面白くないわけがない!

Posted by ブクログ

2024/11/11

のっけから、ボケは加害者、それに振り回されるツッコミは被害者、という表現にヒいてしまった。過去に口頭で聞いたときにはそんなに引っ掛からなかったので、こちらの心境の変化だと思う。 ナイツ塙さんのボケ・ツッコミ論を連想しながら読み始めたので、「ボケているひと」を「加害者」と呼ぶこと...

のっけから、ボケは加害者、それに振り回されるツッコミは被害者、という表現にヒいてしまった。過去に口頭で聞いたときにはそんなに引っ掛からなかったので、こちらの心境の変化だと思う。 ナイツ塙さんのボケ・ツッコミ論を連想しながら読み始めたので、「ボケているひと」を「加害者」と呼ぶことに強烈な抵抗が湧いた、そういう認識なの? と。 観客だって、べつに、ボケ役のムチャクチャなボケを目の当たりにして、被害者意識を持って「なんでやねん!」というツッコミ(被害者による叫び)を期待しているわけではないはず、と……思う。(たとえば、差別的なことを言うボケに「なに言うとんねん」と言うツッコミに笑うのは……倫理道徳常識の確認・安心の共有? 緊張と緩和、なぜ緩和されるかというと……) ただ、読み進めていくうちに……なんというか…… NON STYLEの漫才の実践は、石田さんの言うようにはなっていない。ボケ役の石田さんは、ツッコミ役の井上さんを飽きさせないように、楽しんでもらえるように、振り向いてもらえるように、笑わせるために、必死。同時にお客さんにも楽しんでもらえるように、工夫をこらしていて。 自分の役割は加害者、と認識しているひとの語り口ではなくて、それについては安心できた。テレビタレントになりたい井上さんに、漫才をやりたいという想いをぶつけることを、加害……迷惑をかけることだと考えているのかな、と捉えると、危うさを感じるけれども。 井上さんへのラブレターのような内容だった。「NON STYLEは俺の片想いやから」と、どこかで語ってらっしゃったように思うけれども、いまだに、こんな感じなの!?とビックリした。 「解散危機と再構築」の章、離婚危機の夫婦が関係の再構築を目指す道程と重なった。 井上さんの謹慎〜復帰までのテレビでの石田さんの奮闘ぶりを覚えているので、感慨深く読んだ。復帰ライブのYouTube動画、石田さんの完璧なプレゼンに感心した覚えがある……不祥事を起こした相方へのフォローとして、完璧な立ち回りに見えた。ものすごい愛だ。 父親に認められたい人生だった、父親が野球好きだったから野球部に入って、父親が板前だったから板前になって、しかし、舞台に出て、これが自分のやりたいことだと気付いた、というハナシ、泣けた。 "病んでいた時期"については、あちこちで語ってらっしゃることではあるけれど、「鬱病」と診断名が明記されていて、隠さず言える時代になったんだな、と思った。 医師に言われて安心したこと、ブラマヨ吉田さんに言われて安心したこと、吉田さんほどのひとでも手が震えるようなことがあるんだと知れて安心した、と、回復の過程が記載されている点も良かったと思う。 また、テレビに出ても、上の世代のひとたちが若手をイジる構図が待っているだけ、かまいたち、見取り図、ニューヨークあたりが中心となる番組が増えてほしい、という内容は、松本人志の復帰報道直後に読むと沁みた。 M-1出場者へのの個別の評価については、個人的には、そんなに。 最近のコンプライアンスについてと、放送可否を判断するのはあくまでテレビ局側、という指摘と、テレビ局側から事前に提出を求められるため、台本は書けたほうがいい、というあたりは、イマの記録として新鮮。今後どうなるでしょうね。

Posted by ブクログ

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