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謎のチェス指し人形「ターク」 ハヤカワ文庫NF
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2024/10/23 |
| JAN | 9784150506131 |
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謎のチェス指し人形「ターク」
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謎のチェス指し人形「ターク」
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
. その時代に存在した技術では、作り上げることが不可能と思われるもの。 現代の技術をもってしても、再現ができない/難しいもの。 エジプトのピラミッドやイースター島のモアイ像に代表される、これらの「不思議な存在」には、子供の頃から興味を持っていました。 本書については書評で知り...
. その時代に存在した技術では、作り上げることが不可能と思われるもの。 現代の技術をもってしても、再現ができない/難しいもの。 エジプトのピラミッドやイースター島のモアイ像に代表される、これらの「不思議な存在」には、子供の頃から興味を持っていました。 本書については書評で知り、そのような不思議な存在について書かれたものかな?と期待して、文庫版を読むことにしました。 主人公となる人形が世に知られるようになったのは、1770年のヨーロッパ。 科学技術が発達しつつあった各国の宮廷では、オートマンと呼ばれる、凝った機械玩具が流行していたそうです。 女帝マリア・テレジアにより、奇術の解説を求められた文官ケンペレンは、その解説を完璧にこなすとともに、「自分なら、もっと優れた動きをする機械を、作ることが出来る」と、女帝に宣言します。 定められた期間を経てケンペレンが女帝に披露したのは、人間とチェスの対戦をするという、タークと名付けられた人形。 半信半疑でその対戦を見ていた宮廷の人々は、ほとんどの対戦相手を負かせてしまった、タークの能力に驚きます。 駒の数が多いチェスの競技において、次にどの駒をどのように進めるのか、無数と言える選択肢がある。 その動きを事前に設定して、機械を動かすことができるのか? 登場したその日から、タークは人々の注目の的になります。 それに対し、タークのカラクリについては頑なに口を閉ざす、ケンペレン。 彼自身は望んでいなかったものの、年月を経てタークは、ヨーロッパ中に知られるようになります。 その動きについては、「中で人が操作している」、「磁石を使っている」など、多くの説が提唱されます。 その論争はなんと、作者であるケンペレンの死後も、続いたとのこと。 タークという人形の存在について、自分自身は本書を読んで初めて知りました。 なので、85年にも渡るタークに関する騒動を、推理小説を読むような感覚で先へ先へと、読み進めました。 その経緯とあわせて著者が書いているのが、タークが後世にもたらした影響について。 コンピュータ、さらには推理小説の発展にも影響を与えることになるとは、作者ケンペレンも想像していなかったでしょうね。 機械は人間の肉体的活動を代替し、人間以上の能力を発揮するようになった。 頭脳の面においても、人間以上の能力を発揮している。 では、人間は自らが作り出した機械に、支配されてしまうのか? 現代のAIを巡る議論は、250年も前から行われていた。 そのことと、その議論の意味について気づかせてもらえたという意味でも、記憶に残った一冊でした。 .
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冒頭に書かれているが、いわゆるチェスをうつ自律した機械の話、ではなく、そう見せかけた機械と取り巻く人のお話。 本文に生成AIの話が登場せず、初めは違和感を覚えたが、文庫版の出版は2024年、元になった単行本は2011年ごろみたい。 タークがいわゆるAIの元祖かと言われると、そ...
冒頭に書かれているが、いわゆるチェスをうつ自律した機械の話、ではなく、そう見せかけた機械と取り巻く人のお話。 本文に生成AIの話が登場せず、初めは違和感を覚えたが、文庫版の出版は2024年、元になった単行本は2011年ごろみたい。 タークがいわゆるAIの元祖かと言われると、そう言うものじゃないでしょと言う印象。 もっと原始的な、機械と人の関係性の話と捉えるのがただしい。人と機械の違いとは何か?知能、思考とは何か? 構成上仕方ないかもしれないが、よっぽど注意して読まないと出来事の時系列を追うのは難しかった。年号と人の名前を覚えるのが苦手で歴史を取らなかった怠慢な学生時代を送った身としては、述べられる出来事の前後関係がほぼ分からなかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白すぎた 引っ張って引っ張ってどん!という構成が好き なんとなく予想はついてもそれでもバレなかったというのは素晴らしい 皆がタークを通して他の何かを見る、産み出す まさしく最初の人工知能 個人的には納得
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