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大江戸24時 浮世絵で庶民ライフを物見遊山
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大江戸24時 浮世絵で庶民ライフを物見遊山

堀口茉純(著者)

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大江戸24時 浮世絵で庶民ライフを物見遊山

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/10/16
JAN 9784046064943

大江戸24時 浮世絵で庶民ライフを物見遊山

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2024/11/12
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不定時法。明けと暮れを6つとして、その間を6等分する。夏と冬では時間が違う。それに対応した時計があった。 いなせ、とは、鯔背のようなちょんまげ。毛先をピンと立てて散らす不良っぽいアレンジのこと。転じて威勢がいいこと。魚河岸のお兄さん。 江戸に多いもの=伊勢屋稲荷に犬の糞。犬は共同で飼う街犬。ゴミを犬に食べて貰うことが街の清潔に繋がった。 お歯黒は既婚の印、虫歯を予防する効果があった。 店は明け6つ(夜明け)にアク。それまでに丁稚たちが開店準備をする。丁稚奉公は10歳くらいから。真面目に働けば暖簾分けもあって成功への道になった。 3代続けて江戸生まれ、は5%くらいしかいない。 浮世絵は、蔦屋重三郎によってプロデュースされた。 明け6つに門が開いて、行商たちが商売にくる。 ご飯は朝一度無く。汁物と漬物。ときには魚、野菜、納豆など。 朝風呂は男のたしなみ。火事が多いので内風呂は禁止。赤土のためほこりっぽい。朝晩に風呂に入る。 水は神田上水、玉川上水の水が上水井戸からくみ上げられた。または水売りの行商人から買う。 長屋は9尺2間。4畳半のたたみと1畳半の土間。 花形職業は、大工と鳶。食いっぱぐれがない。 男は1~3日起きに髪結いに通う。 識字率は都会では7~8割。 洗髪の頻度は女性はつき1~2回。 店先売りは三井越後屋が始めた。現銀掛け値なし。利息が付かない分安くした。店員は関東出身者は不採用。京都出身者。京言葉で接客させた。 女性のための口入り屋、きもいりやがあった。月極の囲い者は妾のアルバイト。 人気の寿司種はエビ、贅沢なのは卵焼き。 屋台は蕎麦屋が安い。一杯16文(400円)、トッピングがのると24文。 吉原は、朝泊まりの客を送り出すと一時閉店。昼から昼見世が始まる。休憩を挟んで、暮れ6つに夜見世が始まる。 歌舞伎はエンタメの王道。 夏は、王子の滝。不動の滝、など。 スポーツ観戦は勧進相撲。神事としての要素もある。 砂糖の量産体制が整ったため、和菓子はたいていのものはあった。 アルバイトは口入れ屋が紹介した。 籠は、一里約1万円。高価なもの。 居酒屋の定番メニューは、里芋の煮付け、マグロとネギの鍋。 一汁一菜+漬物がキホン。晩ご飯は冷や飯。 ろうそくが普及したのは江戸時代。 江戸時代は水路が多いので、蚊も多かった。蚊やが必需品。 冬は火鉢で小鍋を作った。火鉢がテーブル代わり。 江戸の町には門限があった。夜4つ。開くのは明け6つ。それまでは自由に出られない、他の町には入れない。 木戸番がいて、小商いをしていた。 瘧(おこり)という病があった。現代のマラリア。高熱と悪寒で命を落とす場合もある。正月の羽根つきは子どもを守るおまじない。羽は蚊を食べるトンボを見立てている。 吉原では、夜4つの拍子木を打たない。遊び過ごすと帰れなくなり止まることになる。 間男は殺されても文句は言えない。町奉行では私財。普通は示談になり、示談金は7両2分(約60万円ほど)と決まっていた。 刑場が街道沿いにあったのは見せしめのため。鈴ヶ森、小塚原、など。 7がつのお月見イベントの二十六夜待ち。オールナイトでお月見を口実に夜更かしをした。 衣類が古いことを丑三つと言った。 遊女は大変な仕事。人々はさげすむことはない。親孝行な存在だった。 吉原の近くの土手には、夜間営業専門の夜明屋がずらりと並んでいた。町木戸が開くまで営業していた。

Posted by ブクログ

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