1,800円以上の注文で送料無料
火の島 ちくま文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-01-05

火の島 ちくま文庫

新田次郎(著者)

追加する に追加する

火の島 ちくま文庫

定価 ¥990

660 定価より330円(33%)おトク

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2024/10/11
JAN 9784480439857

火の島

¥660

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/11/06

新田次郎『火の島』ちくま文庫。 久し振りに読む新田次郎の記録文学小説。表題作『火の島』の他、『毛髪湿度計』『ガラスと水銀』の2編を収録。解説は熊谷達也。 新田次郎が現代の日本人が忘れてはならない先人たちの努力と功績を文学史に刻む。 『火の島』。組織に於ける危機管理の在り方...

新田次郎『火の島』ちくま文庫。 久し振りに読む新田次郎の記録文学小説。表題作『火の島』の他、『毛髪湿度計』『ガラスと水銀』の2編を収録。解説は熊谷達也。 新田次郎が現代の日本人が忘れてはならない先人たちの努力と功績を文学史に刻む。 『火の島』。組織に於ける危機管理の在り方とリーダーの決断力を問う中編。昭和40年11月、気象庁の観測所が設置されていた絶海の孤島の鳥島は、硫黄の臭いが漂い、直下型の地震が頻発し、噴火の危機に瀕していた。数々の噴火の前兆に脅える技術者とリーダーは、死の恐怖と組織の論理に板挟みになりながらも苦渋の決断を下す。甚大な被害をもたらした東日本大震災の大津波を境に津波警報や注意報が躊躇なく発出されるようになった。危険回避の行動は速いほど良いし、ある程度の空振りは致し方無い。 『毛髪湿度計』。戦時中、それまで北欧女性の金髪が使用されていた毛髪湿度計に日本人女性の髪を使用しようと試みる科学者の話。試行錯誤しながらも湿度計に最適な毛髪を手に入れようとする科学者の熱意と思い叶わぬ結末。小学生の時に湿度計には毛髪が使われているという話を聞いたことがある。現在ではデジタルの湿度計もあり、それにはサーミスタを使用した湿度センサーが使われているのであろう。 『ガラスと水銀』。僅か2人しか居ない職人のカンコツに頼り生産されていた深海用転倒寒暖計を量産化しようと水銀中毒になりながらも、不可能に挑んだ男の話。デジタル温度計や温度センサーがメジャーになる前の話。水銀を使った寒暖計を産み出したのも凄いが、日本人が約60年前に温度により抵抗値が変化する原理を利用した温度センサーの心臓部であるサーミスタを産み出したことも凄い。 本体価格900円 ★★★★

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品

履歴をすべて削除しました