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生活安全課防犯係 喫茶ひまわり 小学館文庫
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生活安全課防犯係 喫茶ひまわり 小学館文庫

伊多波碧(著者)

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生活安全課防犯係 喫茶ひまわり 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2024/10/04
JAN 9784094073966

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生活安全課防犯係 喫茶ひまわり

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2024/12/16

Amazonの紹介より ハートフルな捜査で美味しく事件解決! 昭嶋署の生活安全課に勤務する森山尚美は、おせっかい焼き。街中で道を踏みはずしそうな人を掴まえては、強引に〈喫茶ひまわり〉に連れて行く。そんな先輩に振り回される相棒の久住達樹は、「警察の出番は事件が起きてから」と、いつも...

Amazonの紹介より ハートフルな捜査で美味しく事件解決! 昭嶋署の生活安全課に勤務する森山尚美は、おせっかい焼き。街中で道を踏みはずしそうな人を掴まえては、強引に〈喫茶ひまわり〉に連れて行く。そんな先輩に振り回される相棒の久住達樹は、「警察の出番は事件が起きてから」と、いつもグチってばかり。しかし尚美は、おせっかいをやめようとはしない。苦い過去が、犯罪を未然に防げと、ささやくから。とはいえ、普段は気が優しくても、悲しみや辛さに追い込まれて、心に悪魔が入り込んでしまっている人を正気に返らせるのは、簡単じゃない。 でも、この〈喫茶ひまわり〉には、素敵な魔法――そう、頬が落ちるほどの料理がある! マスターの作る美味しい料理は、なぜだか懐かしい味がして、食べた人の凍った心をとかすのだ。 そして、お腹いっぱいになると、誰もがみんな、不思議と悩みを告白してしまう。 あとは尚美のおせっかいにスイッチが入れば、事件(?)は無事に解決。 なぜなら、〈喫茶ひまわり〉は、闇に堕ちかかっている人にとって、奇跡の場所だから。 尚美や達樹、そして只者ではないマスターたちが、事件になる前に事件を解決する、ハートウォーミングな物語。 警察ものではあるものの、警察っぽくなかったというのが率直な感想でした。警察ではお馴染みの取調室や拳銃といったものはなく、ほとんどが警察署以外の場所で展開されていました。 主人公も、キャラの強い存在感でした。良く言うと親切な人ですが、悪く言うとおせっかいな人です。気になる人がいれば、どこまでもついていくような性格なので、もしも近くにいたら、しつこい人だなと思わせてくれます。 ただ、その気になる人はみんな、何かしらの秘密を抱えています。鼻が利くのかわかりませんが、その才能は素晴らしいなと思いました。そんな人達が悩みを抱えて苦悩するのですが、それを潤わせてくれるのが、喫茶店での料理です。 馴染みの喫茶店を拠点に、取り調べならぬ、対話が繰り広げられていくのですが、料理を通じて、心が洗われていく描写にじんわりと温かな気持ちになりました。美味しそうな料理でしたし、喫茶店に行ってみたくなりました。 といっても、そこで働くマスターは異色の経歴であり、それが主人公の人生にも影響を与えていました。 警察ものではありますが、警察としてイメージするような雰囲気はなく、のほほんとしたハートフルな空気感が流れています。 あくまでも生活安全課であり、刑事ではないので、事件を捜査するわけではなく、未然に防ごうと奔走します。 ミステリーだけれども、警察官との会話や料理で、心温まるストーリーでした。 登場人物達の不可解な行動、その背景など、前半では見えなかった真実が、後半で明らかになるにつれて、切なくもあり、じんわりと感動もしてきました。 警察であって、警察ではないような印象でしたが、特徴的な料理を通じて、「犯人」の心が洗われる描写に、こういった警察官がいてほしいなと思いました。

Posted by ブクログ