結局、人生最後に残る趣味は何か

林望(著者)

• 販売会社／発売会社: 草思社
• 発売年月日: 2024/09/30
• JAN: 9784794227379

商品レビュー

2025/12/06

金持ちボケ爺さんの自慢話。
金持ちかつ、仕事がそういう仕事やから出来てる趣味なんじゃないのって感じ。
仕事のスイッチとプライベートのスイッチがごちゃごちゃ

2025/08/24

まだ人生経験が足りないからかちょっと自分には高尚すぎるようにも感じられましたが、趣味に対する著者の徹底した姿勢は参考になります。

個人的に趣味としている写真撮影に関する部分で、誰もが撮影する有名スポットよりも、心が揺れ動く撮影対象を見つける感動新を育み、その感動を形にする撮影術を鍛え、真摯に向き合って写真撮影に興じるべき...という内容が印象に残りました。

流行や見てくれにとらわれない、自分と向き合えるような趣味を少しずつ増やしていきたいですね。

2025/08/24

　ネットで見かけて読んだ本です。

趣味……、趣味。私の場合は読書とこういった物書きと料理です。さて、物書きについてはどうかかれているかなぁと読み進めていったところ、さらっとしか触れられていませんでした。同じ文章の系統で言えば句作に関しては結構細かに書かれていたのですが、こういうエッセイに近いものだったり、小説に関してだったりについてはあまり書かれておらず、ちょっと寂しい思いをしました。

　詳しく書かれていたのは音楽について。声楽に関しては色んなエピソードを交えて書かれていました。これが、文章書きに全く関係ないかと言うとそうでもなくて、下手でも人前に出すことが大事とか、なるほどなぁと思わされたのです。ここでこういう形で文章を人前に出すこともありなのかなぁと。

　そして、何よりも心に響いたのが時間は有限ということです。趣味を高めていくにはそれだけの訓練の必要があるし、その訓練には時間がかかる。それをするとなると無駄な時間を過ごしている暇はない。というのが正しくその通りだなぁと思ったのです。
　私事ではありますが、あんなに飲んでいたお酒を最近ほぼ飲まなくなりました。ちびっとは飲みますが、前のような頻度ではない。そうなると、食後に本を読めるようになりました。文章を書くことができるようになりました。料理に関しては食後にするというのはありませんが、今までの飲んだくれて「うぃー、ひっく」としていた時間を他に使えるようになり、なるほど、今までこの時間を無駄に過ごしていたのだなぁとこの本を読んで感じました。

　でも、時には「うぃー、ひっく」したくなることもあるのですがね。