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村木嵐(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2024/09/19
JAN 9784344043503

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商品レビュー

3.8

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2024/11/15

【ブクログ】またうど/村木嵐/幻冬社 賄賂にまみれた悪徳老中と学校で習った田沼意次は、将軍家重より「この者は、またうどの者(愚直なまでに正直な信(まこと)の者)と。付け届けは、それで手心を加えた刹那に賂(まかない)に化ける。「己がそのようなことをせぬ限り、水を飲むのと何も変わ...

【ブクログ】またうど/村木嵐/幻冬社 賄賂にまみれた悪徳老中と学校で習った田沼意次は、将軍家重より「この者は、またうどの者(愚直なまでに正直な信(まこと)の者)と。付け届けは、それで手心を加えた刹那に賂(まかない)に化ける。「己がそのようなことをせぬ限り、水を飲むのと何も変わらない。喉が渇していなければ、ただの水」と話し、何が届けられたかは一切関心がなかったという。それによって手心を加えたことは一切なかったという。逆にその分、物の動きが活発になり市場が潤うとの信念のもとであった。読了後、やはり意次のいやらしさを払拭することはできず、心にわだかまりは残る。

Posted by ブクログ

2024/10/21

 「まいまいつぶろ」では、第九代将軍の徳川家重と大岡忠光が中心でした。この作品は田沼意次のことが中心に描かれています。第九代将軍の徳川家重、第十代将軍徳川家治に仕えた老中田沼意次…その信用は厚く九代将軍徳川家重は「この者は、〈またうど〉の者なり――」との言葉を、田沼意次に残したの...

 「まいまいつぶろ」では、第九代将軍の徳川家重と大岡忠光が中心でした。この作品は田沼意次のことが中心に描かれています。第九代将軍の徳川家重、第十代将軍徳川家治に仕えた老中田沼意次…その信用は厚く九代将軍徳川家重は「この者は、〈またうど〉の者なり――」との言葉を、田沼意次に残したのだった…。「またうど」とは、「愚直なまでに正直な信(まこと)の者」を意味する。  田沼意次の功績といえば、税制改革なんでしょうけど、私は異なる視点から読みましたよ。第九代将軍家重は身体が不自由でしゃべることも困難な状態をおしても、田沼意次に「まとうど」を授けたこと…田沼意次はその生涯「まとうど」の言葉を何よりも大事にしていたことが読みとれました。  で、「まいまいつぶろ」を読んでいた私には嬉しいことも…あの薔薇ですよぉ!あの薔薇がその後どうなったのか、読むことができたのは嬉しかったです。他にも「まいまいつぶろ」から読んでると、あぁ…あの時の?って思いながら読めるのもいいですね、「まいまいつぶろ」既読特権みたいな、ね!  でも一番は、田沼意次夫婦の愛の軌跡とでもいうのか…田沼意次には綾音という妻がいるんですけど、この妻の存在があったから、田沼意次はどんな環境におかれてもその生涯を全うできたのだと感じました。

Posted by ブクログ

2024/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 前著『まいまいつぶろ』の続編と言えます。前著の主人公は、第九代将軍・徳川家重と彼の言葉を解する大岡忠光が中心でしたが、本書はこのときに登用された田沼意次を軸にしています。    「またうど」とは、「愚直なまでに正直な信(まこと)の者」の意。家重が田沼意次を表したとあり、家重亡き後、第十代・家治に仕える田沼意次の行動が書かれています。本書を読むとこれまでの田沼意次像がガラリと変わってきます。「田沼意次≒賄賂」というイメージがありますが、本人は贈り物を見ることもなく、むしろ「金子が流れ、工人どもも潤う」と気にせず国富向上に邁進。米の増産を図るため、印旛沼、千賀沼、蝦夷の開拓を図り、賄賂に至っては、清廉派と目される次の松平定信が田沼意次に渡していたともあります。  前著より、小説として起伏があって面白いと思いました。田中角栄を彷彿させますが、恐らくは今の永田町の動きにも通じのではないでしょうか。次作があるとすれば、田沼意次を放逐し、次を担う松平定信の改革の行方について、是非書いて欲しいと思います。

Posted by ブクログ

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