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孤独社会 現代日本の〈つながり〉と〈孤立〉の人類学
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孤独社会 現代日本の〈つながり〉と〈孤立〉の人類学

小澤デシルバ慈子(著者), 吉川純子(訳者)

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孤独社会 現代日本の〈つながり〉と〈孤立〉の人類学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2024/08/27
JAN 9784791776696

孤独社会

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2024/09/15

はじめに――つながりを失った人々と孤独な社会(「ロンリー・ソサエティ」) 世界に蔓延する孤独/孤独と自殺/孤独な社会/本書の構成/広範な学問分野との接点/孤独についての誤解/孤独の定義 第一章 主観性と共感 二つの顔を持つ神ヤヌスのような主観性の二面性/主観性は、自己、サバイバ...

はじめに――つながりを失った人々と孤独な社会(「ロンリー・ソサエティ」) 世界に蔓延する孤独/孤独と自殺/孤独な社会/本書の構成/広範な学問分野との接点/孤独についての誤解/孤独の定義 第一章 主観性と共感 二つの顔を持つ神ヤヌスのような主観性の二面性/主観性は、自己、サバイバル、情動を構築する/主観性は、可塑的(plastic)である/相互主観性と社会/主観性、孤独、そして社会/主観性をめぐる研究の課題/社会と情動/誰が主体と見なされるのか?/主観性にアプローチする方法としての共感と三角法(triangulation)/共感の定義/ネオリベラリズムと物質主義/政治経済と主観性 第二章 一人で死ぬのは寂しすぎる――インターネット集団自殺 ご迷惑をおかけして申し訳ありません/一九九八年―転機/理由を探る/性別と年齢/「完全自殺マニュアル」/川の字に横たわる死体/ドクター・キリコの診察室/インターネット集団自殺の形態/座間九人殺害事件/自殺に対する伝統的な考え方/心中―一緒に死ぬこと/無責任な自殺/インターネットの危険性と青少年のインターネット集団自殺/インターネット自殺に対する自殺予防の取り組みの出現/共感と主観性 第三章 社会とつながっていない人々をつなぐ――自殺サイト 自殺サイト/自殺サイトを構成するもの/ある自殺サイトの分析/テーマ/一時的な居場所としての自殺サイト/「なんとなく」死にたい/誰かと一緒に死にたい/死後の生/テーマの分析/苦痛からの逃避としての自殺/『自殺サークル』と『妄想代理人』――インターネット集団自殺の大衆文化的表象/エピクロス的自殺 第四章 生きる意味――日本の若者の「必要とされたい」気持ちを探る カオリ/コウジ/生きる意味と生きがい/ミエ/生きづらいと感じること/さらに他の学生たち/学生インタビューと自殺サイト訪問者の比較/必要とされたいという欲求と生きる意味のなさをつなぐ/幸福、ウェルビーイング、意味づけ 第五章 三・一一東日本大震災を生き抜いて三・一一の悲劇の広がりを見る/沈みゆくボート/被災地の調査/社会から不可視化されているゾーン/取り残された人々との出会い/タテノさんの話/石巻から来た三・一一の被災者 第六章 レジリエンスの分析 モラル傷害/孤独の社会的アフォーダンス/レジリエンスのいくつかの側面/積極的な社会的役割とコミュニティ・ケア/絆/親密さの商品化/社会的、文化的レジリエンス 第七章 孤独が教えてくれること  世界を分かち合うこと、そして見られる自己/死ぬための許可と死ぬ勇気/人生における関係論的な意味/万引き家族/社会と思いやり(compassion)/共感と方法論/孤独から何を学べるのか?/孤独を受け入れる/他者を受け入れる/自分自身を受け入れる/自分の居場所を見つける/受容するシステムの構築/言葉にすることが可能であり、対処することが可能である

Posted by ブクログ

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