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三国志 新装版(十の巻) 帝座の星 ハルキ文庫時代小説文庫
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三国志 新装版(十の巻) 帝座の星 ハルキ文庫時代小説文庫

北方謙三(著者)

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三国志 新装版(十の巻) 帝座の星 ハルキ文庫時代小説文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2024/08/08
JAN 9784758446587

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2024/12/31
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関羽の仇を討つ。 劉備と張飛の気持ちは同じはずだ。 国のことより個人的な敵討ちかよ、っていろんな三国志を読むたびに思いましたが、今回の三国志ほど「国より個人が優先」する漢(おとこ)としての意志に納得させられたものはありませんでした。 それなのに、張飛ったらさ。 最初の頃の張飛はとにかく乱暴で、ついてこられない歩兵はあっさりと調練の場で打ち殺していました。 それは、張飛の性格故ではなく、劉備を「徳の人」と印象付けるための、戦略的な乱暴者。 でも、それを恨む者は当然いて、張飛の隙をついて裏切り、惨殺…という流れなら納得できた。 当初の張飛のままだったらそうだったはず。 けれど張飛には、思いもよらない愛妻ができて、それが張飛の弱点となってしまった。 これが納得いかない。 愛妻を持つのはいい。 情のこわい張飛なら、さもありなんと思った。 でも、愛妻のせいで腑抜けになってはだめだ。 董香だって起こるだろう。「しっかりしてください!」って。 張飛は関羽の敵を討つどころか、その前に劉備を一人にすることにしてしまった。 関羽や劉備より、董香を取ったように見えてしまう。 それでいいのか、張飛? そして、結局誰も孔明の意見を尊重しないので、孔明の方が劉備の気持ちに寄せるようになっていく。 蜀が大国になれなかったのは、偏にそのせいだといえる。 趙雲の出番はいつ来るの? 曹操の死については、かな~り前から徐々に老いていく曹操を書いてきていたので、ようやく楽になれるのね、という感じだった。 志半ばの死のはずだけど、そういう無念さもなく、曹植は可愛いけどやっぱり後継は曹丕だな、と決めて亡くなる。 具体的に曹植を可愛がっているシーンが一切なかったので、重要ポジションにいる割にモブ扱いとなってしまった。 結果を知っているだけに、この先はどんどん気が重くなっていくなあ。

Posted by ブクログ

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