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先義後利の経営 渋沢栄一が求めた経済士道
定価 ¥3,300
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 有斐閣 |
| 発売年月日 | 2024/07/31 |
| JAN | 9784641166332 |
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先義後利の経営
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先義後利の経営
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
渋沢栄一の先義後利の精神について、論語や算盤を読んでも難しくてよく理解できなかったものが、いろいろな比較をもとに記されており、とても理解しやすかった。何度でも繰り返して読みたい本である。
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- ネタバレ
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論語とそろばんは、バランスをとるのではなく、論語を重視しその中で利益を出すもの。道徳経済合一説の意味。 公益は私利に勝る。 よいこと、を上手に、かつ立派に、成し遂げること。単に上手だけではない。 道徳無くして経済無し。経済無くして道徳なし。ゆえにお互いに不可分である。 道徳とは消極的道徳と積極的道徳がある。 消極的道徳は、人を騙さない、ルールを犯さない、=不誠実な振る舞いをしない。と、自己の利益を先にしない、という意味も含む。 積極的道徳とは、博施済衆=公益の増進を民間人の使命と考えた。 私利よく公益を生ず=十分な利益がなければ長続きしない=公益にそぐわない。 アダムスミスは、私利を追えば自ずと公益になる、と考えたが、渋沢は、公益を最初から図るべきと考えた。 マイケルEポーターのCSV(共通価値の創造)では、私利の獲得が動機となるが、渋沢は公益の追求が主たる動機になるべき、と考えた。CSVは、戦略的CSR、と言われるのは利己的な行動が自ずと公益になる、という考え方だから。 利益よりも大切な目標がある、と考える経営者はとして、松下幸之助、稲盛和夫、出光佐三、小倉昌男、フォードなどがいる。ただし利益を軽視したわけではない。 「全従業員の物心両面の幸福」は私利に見えるが経営者から見れば公益である。自分以外のものもよかれ、と思うことは利他の経営である。 先義後利とは、近江商人の家訓。大丸などの経営理念。 善きサマリア人の行動に見られる心。 義のもうひとつの一面は、不義をしないこと。 義を行えば利はついてくるが、当事者の努力も不可欠。もう一手間かけなければ十分な利益は得られない。 人が困っているときにその弱みにつけ込んで大もうけをするべきではない。JAL が、ワンワールドからスカイチームへの移行を打診されたときに、稲盛の決断はワンワールドに残ることだった。 損得の次元ではなく、人間として何が正しいか、という次元で考える。 美という字は犠牲の羊が大きい、と書く。美学に犠牲はつきもの。利を全く捨てるのではなく、義を優先しときには利を取り切らないことで利を犠牲にする。これが美学。 士魂商才=武士の魂と、商人の才能を兼ね備える。 和魂漢才からの造語。商才とは、商売上手だけでなく、立派に行うこと、を含む。=実業道即武士道=経済士道=先義後利。マーシャルの経済騎士道も同じ。 武士道は、きれい事を言っても負けてしまえばおしまい、という中で、損得の追求の末に生まれてきたもの。 事業経営は本質的には私の事ではなく、公事であり企業は社会の公器である。公私の入れ子構造。社会から見れば企業は私。企業の構成員から見れば公。 勇気とは、臆病と向こう見ずとの間にある中庸の得である(アリストテレス)。する勇気だけでなく、しない勇気もある。逃げない勇気。 私利と公益の区別はない=私利即公益。道徳経済合一の別の表現。 国の繁栄、多数の富を目的として、自己本意でなく経営する。 現代企業の問題点 株主利益の最大化。その反面としてステークスホルダー資本主義。 積極的道徳=なすべき事をせよ、が免除されている。公益の追求を目的としていない。 アダムスミスは、これを不要としたが、そのためには見えざる手が十分に働く必要がある。地球温暖化や経済格差など市場の失敗があるので、公益の追求を不要とするわけにはいかない。 宅急便は、サービスが先、利益は後、の精神で成功した。
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渋沢栄一の経営思想が学術的にかかれている。アダム・スミスや欧州の経済騎士道などの事例や、近年のマイケル・ポーターのCSVとの相違点などとも比較されながら述べられている。 日本経済の基礎を創った偉人の思想の素晴らしさを学べる良書である。
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